Grape Juice
製品名:グレープジュース(Grape Juice)
購入先:奥野田葡萄酒醸造株式会社
製造者:甘利さん
価 格:1,200円(1リットル入りボトル)
分 類:ジュース、ブドウ
連絡先:〒404山梨県塩山市牛奥2529-3
TEL: 0553-33-9988 E-MAIL: okunota@mxa.meshnet.or.jp
FAX: 0553-33-9977
http://www.moaic.com/okunota/order2.html
インターネットは、地方の小さな商店も、全国的に展開しているような大きな店も関係ありません。少量生産のため、普通の流通機構には乗らないようなものでも購入できることがあり、そのようなものの中には、思わぬ拾いものがあります。
今回紹介するのは、ブドウのジュースです。
インターネットでワイン関係のホームページをネットサーフィンしていたら偶然見つけました。奥野田葡萄酒醸造株式会社というのは山梨にある小さなワイナリーです。小さいながら、そのこだわりは半端ではありません。
最近は輸入ワインも大変安くなっており、普段飲むレベルのもであれば、1000円程度のものでも十分おいしいものが出回っています。
人件費やその他諸々の経費を考慮すると、完全に国産のものだけで作るのはむしろ高くついてしまいます。そのため、日本のワイン製造会社でも原料は輸入に頼ったりしているのが普通です。
しかしここは葡萄の栽培から製造まですべて国産です。でも、今回ご紹介するのはワインではなく、そこで販売している葡萄のジュースです。はじめてこのジュースを飲んだとき、その余韻が2,3時間たっても口の中に残っているのには驚きました。グレープ100%というだけなら珍しくもありませんが、どうしてひと味もふた味も違うのか不思議でした。これは、厳選したマスカットのつぶ一粒一粒を使い、さらにジュースにするには適当でない部分をカットして作ってあるからなのだそうです。。コーラやスプライト、また果汁何%というようなものとは決定的に違う、「生きた液体」の味がします。フレッシュ・アンド・フルーティという、ワインの原点がそのままジュースになっています。
初めて購入したのは昨年(96年)の12月の中旬で、その後すぐに追加注文をしました。
クリスマスから年末年始にかけては、お大人はもちろんのこと、仕事柄中学、高校、大学生と接することも多く重宝しました。食事の際、大人の人の前にワイングラスを並べるとき、同じワイングラスでこのジュースを小さな子供達の前に出してあげると、雰囲気はワインのような色ですから、喜んで飲んでいます。大人もワインがだいぶまわった頃、冷たくしたこのジュースを飲むと、ワインの余韻が消えることなく、すっきりした気分になり、大変好評でした。
さらに、ここのシュール・リーも和食にとても合い、おせちはもっぱらこの白ワインでいただきました。シュール・リーというのはソムリエから教えてもらった受け売りですが、「澱の上」という意味だそうです。樽の中の上の方の澄んだところから作った白ワインです。 ここの赤もバラエティに富んでいて楽しめますよ。製品の一覧と連絡先等を書いておきます。注文は、インターネットをなさっているのでしたら、上記のホームページに入れば簡単にできます。またメールやFAXでも受け付けてくれるようです。
マジェイア PS.現在、このグレープジュースは売り切れてしまったそうです。今年の秋口に出来てくるのを楽しみに待っています。