チャーハン、餃子、ラーメンのおいしい店は

 


1999年11月22日改訂
1997年8月11日


「マジェイアのカフェ」を開いて、今日でちょうど1ヶ月になる。最初はHTMLのこともわからなかったので、本でざっと原理を勉強して、あとは色々なサイトを訪問しながら参考にさせていただいた。

勉強を兼ねて、あてもなくネットサーフィンをやっていると、偶然興味深いサイトにたどりつくことがある。これもネットサーフィンの楽しみの一つである。以前は雑誌などに紹介されている有名サイトや、Yahoo等の検索サイトでクールマークのついているところに行ってみることが多かった。しかし、このようなところを覗いてみても、必ずしもおもしろいとは限らない。アクセス数が数十万を越えているサイトであっても、私にとっては、全然おもしろくないところが大半であった。

逆に、一日のアクセス数が20、30以下という目立たないところであっても、私にとっては興味深いサイトもある。今、私のブックマークの上位に位置しているのは、アクセス数だけでいえばどれもたいしたことのないところばかりである。

はじめて訪れたサイト、それがあるテーマにもとづいたところでも、一般的な個人のサイトであっても、「プロフィール」「日記」があれば、まずそれを読むことにしている。実際、この二つはあるところが多い。これを読んで、多少なりともおもしろければ他のページも読む。この二つがつまらないものは、大抵ほかのページもつまらない。

はじめて入った中華料理店で、「チャーハン」、「ギョーザ」、「ラーメン」が、「うまい!」店は、他のものを注文しても間違いない。チャーハンやギョーザのようなものは、ごまかしがきかない。チャーハンなど、ある意味、誰が作ってもそれほど差が出ないのだが、そのようなものでも、差を出せる料理人はタダ者ではない。ジャズのミュージシャンに『枯葉』を演奏させると、イントロの部分だけでミュージシャンとしてのセンスから技量までわかってしまう。そのため、『枯葉』を演奏するのをいやがるミュージシャンは多い。料理もそれと同じだろう。誰もが知っているものは、ごまかしてもすぐにばれる。

同じような意味で、インターネットにおける「日記」は重宝する。1日分……もいらない。半日分で十分。まあ、半日から1日分の日記を読んでみて、つまらないと思えば即座に別のサイトへ移動する。これが99%くらいだろう。

ホームページも最近は動く画像や、音楽、その他派手な仕掛けがあるところが増えてきた。1回は面白いと感じても,行くたびに重い画像を呼び出し、聞きたくもない音楽を流されると、それだけで嫌になる。見た目は最高、中身は最低というのが増えてきた。技術は進歩しても、中身は別である。どれだけ派手な技術が普及しても、結局、中身は言葉でしか伝えられない。音楽や画像は、それを補助する程度のことしかできない。

私のサイトもこれから先どうなるかわからないが、「自分自身が面白いと思うこと」「自分にしか書けないこと」「これだけは言っておかないと死にきれないこと」だけを書いていこうと思っている。「店構え」にはこだわらず、テキスト主体の地味なサイトになるだろうが、1人でも、2人でも、共感していただける方と知り合えたら、それで十分だと思っている。


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