製品名 | Bagels and Locks (ベーグルズ・アンド・ロックス) |
価 格 | 7,800円(1996年頃購入) |
発売元 | Collectors Work Shop(U.S.A.) |
購入先 | UGM |
分 類 | カード、パン、円形トランプ |
1999年8月15
最初に
ベーグルというのはドーナツのように穴のあいたパンで、もう少し硬いものです。このマジックはベーグルと、丸い円形のトランプを使います。トランプもドーナツのように、中央に丸い穴があいています。それと、リボン、鍵を使います。
現象
上の写真のようなパンを取り出し、観客に渡して調べてもらいます。このパンはハンバーガーのパンのように、上下に二つに切ってあります。製品はプラスチックですが、見た目には普通のパンのように見えます。
このパンを上下重ねた状態で、中央の穴にリボンを通し、鍵を掛けてしまいます。それを客に渡して、しばらく持っていてもらいます。
丸いトランプを取り出し、よく見せます。丸いだけで、どこにも怪しいところは ありません。観客に一枚トランプを取ってもらい、覚えてもらったらもどして、よく切り混ぜます。
覚えたトランプの名前を言ってもらい、トランプを一枚ずつ見て行くと、観客のトランプは一組の中から消えています。
さきほどからずっと持ってもらっていたパンのリボンをはずして、ふたつに分けてもらうと、二つのパンに挟まれて、客の覚えたトランプが出てきます。
コメント
これは決して悪いマジックではないのですが、マニアの人なら、今更取り立ててやってみたいとも思わないマジックでしょう。方法も現象からある程度想像できると思います。私も買ってから数年間、一度も実演せずに放っておきました。ところが、先日、引き出しを整理していると、左のようなハンバーガーの形をした「びっくりおもちゃ」が出てきました。これの伏線として、このマジックを使ってみたくなったのです。
このバーガーはゴム製で、見た目は本物と区別がつかないくらいよくできています。持ち上げると、突然、振動します。ゼンマイ仕掛けの簡単なものですが、予想していないときに持ち上げると、この程度の振動でも驚きます。
マジックよりも、こっちをやりたいために、この「ベーグルズ・アンド・ロックス」を引っぱり出してきて、近所のモスでやってきました。実際にやってみると、このマジックは十分不思議ですね。結局、これが予想外にウケたので、「震えるバーガー」はこの次に回しました。
魔法都市の住人 マジェイア