製品名 | テクニカラー・バンクナイト |
購入先 | ミスター・マジシャン |
原案者 | ラリー・ベッカー |
価 格 | 10,000円 |
分 類 | メンタルマジック、予言、財布 |
1998年2月23日
最初に
購入したときはたいしておもしろいと思えなかったので、しばらく引き出しの中に入れたままで放ってありました。予言のマジックをやるとき、これも試しにやってみると意外なくらい好評でした。
現象
赤、白、青の3つの財布(小銭入れ)があります。観客に、この中から2つ選んでもらうのですが、どの財布を選ぶかはすでに予言されていると説明します。
もし、財布の中に入っているものが欲しければプレゼントすると宣言しておきます。最後に残った財布がマジシャンのものになります。
まず最初に、財布をひとつ選んでもらいます。それが赤の財布としましょう。赤い財布を開けると、中に1枚のメモ用紙が入っています。他には何も入っていません。予言を読んでもらうと、「あなたは赤い財布を選ぶ」と書いてあります。
ここまではただのジョークだろうと客は思っています。2つ目の財布を選んでもらい、財布の中から紙を取り出して読んでもらいます。客の選んだ財布は黒とします。すると、「あなたは<2番目>に、黒い財布を選ぶ」と予言されています。これで観客も少しは驚きます。
最後に残った財布がマジシャンのものです。中を開けると、1万円札が入っています。
実演後の印象
よくできたメンタルマジックの常で、解説書を読んだとき、このようなことで不思議に見えるのか半信半疑でした。しか、実際にやってみると、何にも不自然なところはありません。
これを演じたとき、みんな最後に言うのが、「3つ目の財布を選んでいたら本当に1万円くれたの?」ということです。
最後に一言
軽いタッチの予言です。財布も小さくて、100円ショップで売っているような、何の仕掛けもないようなものです。実際仕掛けと言えるようなものはなにもありません。サムチップも使いません。見た目にもいかにも日用品という感じで、どこで取り出しても不自然ではないので最近よくやっています。
魔法都市の住人 マジェイア