製品名 | Killer
RED CAPS キラー・レッド・キャップス |
価 格 | $19.95 |
購入先 |
Hank Lee's Magic Factory |
原案者 | Roger Monaco |
発売元 | Bob Kohler Productions |
分 類 | メンタル、ふた、透視 |
2000年11月6日
最初に 「超能力者養成マジック」とでも呼びたくなるようなものです。 現象 上の写真にあるような、赤いプラスチックのキャップを5個使います。これは観客に手渡して調べてもらってもかまいません。 基本的な現象は、マジシャンが後ろを向いている間に、この容器の中に何か適当なものをひとつだけ入れてもらいます。 観客が入れたと言ったら、容器を適当に動かしてもらってもかまいません。マジシャンは、振り返ったらすぐに、どの容器の下に入っているか当てることができます。 中に入れる物は、解説書にあったのはアメリカではどこにでも売っている「ライフセーバー」というキャンディです。これは確か直径が1.5センチくらいで、中央に穴の開いているものだと思います。このお菓子のシリーズで"Wild Berry Lifesavers"というのを薦めています。必ずしもこれでなくても、小さな物であればサイコロやコインでもかまいません。 コメント 「超能力者養成マジック」というのは、私が勝手に言っているだけですので誤解のないように。でも、練習していると、そんな気分になってきます。タネは呆れるほど簡単なのですが、解説を読んでも本当にこんなことであたるのか、自分でも不思議に思えてきます。 必要な能力は指先の器用さではなく、ごくわずかの変化を知覚する力です。何をどう知覚するのかを言うと種明かしになるので言えませんが、その人の意識レベルまで達していない情報を何となく感じ取る能力とでも言えばよいのでしょうか。 微小すぎて測定不可能であったり、曖昧でしかないものであっても、無意識のレベルでは感じ取っている情報もありますから、それを訓練で伸ばせばかなり小さなものでも当てることができます。 ただし、かすかな情報を感じ取るだけですから、場所の条件が悪いところではできないこともあります。たとえば部屋が薄暗かったり、テーブルの上に複雑な柄のクロスなどが敷いてあるとできないでしょう。 人によって閾値(いきち)に差があるため、個人差が出てしまうことは避けられません。条件を色々変えてみて、自分の限界を知っておくことが必要です。 Bob Kohler Productions 魔法都市の住人 マジェイア |