製品名 | Mind Power
Deck |
購入先 | ミスター・マジシャン |
原案者 | John Kennedy |
価 格 | 4,000円 |
分 類 | メンタル、カード |
最初に 古くからあるメンタルマジックの原理をジョン・ケネディが改案したものです。 現象 トランプ一組をテーブルの上に表向きに広げ、普通のトランプであることを確認してもらいます。 一人、または複数(2名から4,5名くらいまで可能)の観客に、各自、テーブルに広げてあるトランプの中から、一枚だけ心の中で思ってもらいます。 マジシャンはそれを次々と当てて行きます。 最後に一言 今年(97年)のはじめ、Mr.マリックがTVでよくやっていました。 コメント これをMr.マリックがテレビで演じているのを見たとき、リチャード・オスターリンドの「レーダー・デック」だとばかり思っていました。 実際、「レーダーデック」でもほとんど同じようにできます。 違いは、「マインドデック」は最初、テーブルに上に表向きに広げて、完全にバラバラな普通のデックであることを示すことができる点です。 さらに、これのすぐれている点は観客への質問の仕方です。カンニングペーパーが堂々と見えるところにあるので、覚えやすいのです。 商品として売るにしても、このほうが売りやすいのでしょう。
慣れない間は、質問が何となくわざとらしく感じられて抵抗があると思います。でも、何度かやっているうちに、観客の反応から、相手のカードを読めるようになってきます。このマジックをレパートリーにしているプロマジシャンは大勢いるのに、アマチュアの人があまりやらなかったのは、この観客の顔色を読むということができるためには、ある程度、実演を重ねる必要があるからです。しかし、「マインドパワーデック」は、このタイプのマジックが初めての人であっても何とかなると思います。 惜しむらくは、このデックの裏模様が「バイシクル」ではないのです。これ専用に作ったものになっています。バイシクルでこれと同じネタを作るか、逆に、「レーダーデック」にこれの質問の仕方を使えば普通のバイシクルでも可能です。 6,7年前に、オスターリンドの「レーダーデック」を購入したときも、大変よくできていると思いました。原理そのものはどちらも似ていますが、細かい部分の演出が違うため、両方とも買っても損はありません。 なお、「レーダーデック」は、ジェフ・バスビーのところから発売されていました。
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