Sponge Egg
製品名 |
スポンジタマゴ |
価 格 | 3,800円(4個セット) |
購入先 |
UGM(名古屋) |
製造元 | UGMがドイツで作らせたそうです |
分 類 | パーラー、タマゴ、移動 |
1999年5月4日
最初に スポンジでできたタマゴです。表面は薄いゴムで覆われており、中にスポンジが詰まっています。 大きさはニワトリのタマゴにすると相当大きなものです。スーパーなどで、「LL」と表記してあるものか、アヒルのタマゴくらいの大きさがありますから、本物とまぜて使うときはそれなりの準備が必要です。 このタマゴ自体はネタというより素材して販売されているのでしょうが、添付されていました解説書にはこれを使ったマジックが一つ解説されていました。 それでは紙袋とコーンのようなものを使うことになっていますが、ふつうの紙袋が二つあればできます。紙袋は底があるもので、中が透けて見えないものであれば適当なものでよいのですが、タマゴを一個入れるだけですから、あまり大きすぎるものより、小さい目のものがあればよいでしょう。 どうしても適当なものがなければ、事務用の茶封筒でもできないことはないでしょう。 現象 紙袋を二つとタマゴを一個使った移動現象です。 マジシャンは紙袋をふたつ持って現れます。テーブルの上に袋を立てて置きます。 袋を一つを取り上げ上下に揺すると、中でゴソゴソという音がします。観客に中をのぞいてもらうと、タマゴが一つ入っています。それを取り出してもらい、本物のタマゴであることを確認してもらいます。確認したらまた袋に戻します。 もう一つの袋を取り上げ、上下に揺すりますがこちらは何の音もしません。中を観客にのぞいてもらい、空っぽであることを確認してもらいます。 先に調べた袋からタマゴを取り出し、今調べた空の袋に入れます。ゆっくりと入れたら、観客に袋の上からのぞいてもらい、確かにタマゴが袋に入っていることを確認してもらいます。これを右手に持ち、左手には空の袋を持ちます。 両方の袋を同時に振ると、空であったはずの袋がゴソッという音がします。左の袋を上下に振ると、確かに音がします。いったんその袋をテーブルの上おき、右手の袋は丸めて、捨ててしまいます。 テーブルの上の袋を取り上げ、観客に手を入れてもらいタマゴを取り出してもらいます。 コメント スポンジでできたタマゴ自体は昔からあったことは知っていますが、ただの取り出し用だとおもい、今まで買ったこともなかったのです。UGMからカタログが届いたときも、現象に関してはなにも記述がなかったので、無視していました。それが、先日大阪の阪急百貨店でディーラーをなさっている清水さんと雑談をしているときに、このスポンジタマゴの使い方を教えてもらいました。それが上の「現象」で紹介したものです。これは昔、松尾昭氏(現、Mr.マリック)等と一緒に考えた使い方だそうです。 扱うものが紙袋とタマゴという、日常どこででも見かけるものを使いますので、即席マジックとしてもすぐれています。 なお、阪急の売場はテンヨーの商品だけですから、阪急に行ってもこれは買えません。
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