製品名 | Stack of Quarters スタック・オブ・クオータズー |
購入先 | アメリカならどこのディーラーでも扱っています。 |
価 格 | $30.00 |
分 類 | クロースアップ、コイン |
100年以上前からある、大変古いコインマジックです。
ライプチヒが得意としており、彼はこのトリックを、他にマジシャンがいるときは絶対に演じなかったほど大切にしていました。 現象 マジシャンは小皿(または灰皿)に、財布から6枚のクオーター(25セント)を出します。財布からコインと一緒に、一個のさいころ(または10セント銀貨)が出てきました。さいころは財布に戻し、コインを観客の手の甲に乗せて積み上げます。さらに、革で出来たコーン状のもので、手の上のコインに被せます。
手の上のコーンを取り除くと、どういうわけか、手の甲には、財布にしまったはずのさいころが乗っています。 コメント ある程度マジックをやっている人であれば、一目でタネの推測は出来ます。またネタとしても大変シンプルですので、廉価でどこのマジックショッップにも売っています。そのため、大抵のマジシャンはこれをつまらないトリックと思っているのでしょう。ライプチヒの時代から、ほとんどのマジシャンが捨てていました。しかし、きちんと演じれば大きな反響のあるトリックです。それに気づかれるのが惜しかったので、ライプチヒはマジシャンの前では絶対に見せなかったのでしょう。 先の本を読むと、このトリックに関して、ライプチヒは大変細かく、ハンドリングを解説しています。観客にコーンを調べてもらうときのミスディレクション、貫通した直後のコーンの改め、両手が空であることを示すハンドリングなど感心するほどよく計算されています。 解説どおり正確にマスターして演じてみると、小粋なでクラシックな香りが漂うマジックになります。
|