製品名 | Stir Fry(スター・フライ) |
価 格 | $30.00 (オフィス・ニシカワでは4,800円) |
購入先 | オフィス・ニシカワ |
分 類 | コイン カップ ウォンド |
1999年6月10日
最初に ジョン・ケネディが最近売り出したものです。現象としてはたいしたこともないのですが、「サウンド・イリュージョン」の例として、ちょっとおもしろいので紹介します。 現象 コーヒーのカップ、長さが15センチ位のマジックウォンド、硬貨を1枚使います。硬貨は10円玉、100円玉、何でもかまいません。カップも普通のコーヒーカップです。 カップの中にコインを放り込みます。チャリーンという音がして、確かに入りました。カップを右手の上に置いて、左手でウォンドを持ち、カップの中のコインをかき混ぜます。しばらくして、カップを持ち上げると、コインが底を貫通したのか、右手の中にあります。カップの中を見せると勿論何コインは残っていません。 これをもう一度繰り返します。今度はテーブルの上にコインが落ちます。 コメント ジョン・ケネディのコインマジックで、1982年に売り出した"Visible Coins to Glass"(当時は10ドル)も音によってイリュージョン(幻覚)を生じさせるものでした。透明なグラスの中に、コインが一枚ずつ飛行して行きます。これを私は現象を見る前に購入しましたので、タネを知ったとき、だまされたと思いました。カタログを読む限り、テーブルの上に置いてある透明なグラスに、コインが一枚ずつ見えない飛行をするというのですから、すごいでしょう。しかもそれがたったの10ドルですから、ネタの見当もつきませんでした。 送られてきたタネを見たとき、こんなもの使い物にならないと思ったのですが、数年後、ケネディ自身が実演しているビデオを見ると、これが想像していた以上に不思議に見えるのです。タネを知らないで現象を見せられたら、おそらく私も引っかかっていたでしょう。少し練習は必要ですが、慣れれば大変強烈なイリュージョンを生み出します。 今回発売された「コイン・スター」は先の「飛行するコイン」ほどビジュアルではありません。しかし、両端が金色で、全体がクルミの木でできたミニウォンドが可愛いのと、ポケットの中に入れておいてもじゃまにならない長さなので、持ち運びには重宝します。ポケットにこれさえ入れておけばいつでもできますから、使えるかも知れません。
魔法都市の住人 マジェイア |