製品名 | Walking On Air |
原案者 | Bob McAllister |
価 格 | $129.95 |
入手先 |
ハンク・リー他で購入可能 |
分 類 | 人体浮揚 |
1998年7月15日
最初に 即席でできる「人体浮揚」です。デビッド・カッパーフィールドは、ショーの中で、客席の頭の上を飛び回る"Flying"というマジックを行います。しかし、さすがにそれは大がかりな仕掛けが必要なため、簡単にはできません。今回紹介したこのマジックは、タイトルが"Walking On Air"となっています。"Flying"より、"Walking"のほうがだいぶ簡単ですが、それでも実際は空中を歩くことは無理です。数秒から10秒くらい、空中に浮かびます。 現象 これを購入すると、道具一式と原案者が実演しているビデオが添付されてきます。それを再現しましょう。 60歳くらいのおじさんが手に黒い鞄を持って歩いてきました。道ばたで立ち止まると、鞄の中から赤い風呂敷のようなものを取り出し、それを体の前で広げました。腰から下あたりを隠すと、体が約20数センチ浮かびます。浮かんでいる時間は適当です。数秒から10秒くらいであれば問題ありません。 確かに両足とも浮かんでいます。 静かに降りてきて、地面に両足が着いたら即座に布を取りのぞき、またスタスタと歩いて去って行きました。 この間、両方の靴は最初から最後まで、布の下から見えています。一瞬も隠れることはありません。 コメント ステージマジックでは、人間を空中に浮かせるマジックはよく見かけます。しかしこれを本格的に行うためには相当大がかりな設備が必要です。そのような準備なしで、ちょっとしたパーティなどで人間を浮かせるものもありますが、それでも持ち運びできるほどコンパクトな道具ではありません。 これは大変コンパクトなセットになっています。原理も面白く、種明かしのビデオを見たら笑ってしまいました。 ほとんど何の準備も不用で、体力も入りません。原案者のおじさんは60歳くらいで、道をただ歩いているだけでも息切れしているような人なのに、ちゃんと浮かんでいました。私も昨日これが着いたとき、2,3分練習しただけで、その夜さっそく実演しました。それでも「浮かんで」しまいました。 このマジックは即席風に、何気なく見せることができたとき最も効果的です。マジックのショーや発表会などといった改まった場所より、友人と道を歩いているとき、信号待ち等の一瞬立ち止まった瞬間にさりげなく見せるのがベストでしょう。原案では鞄から赤い風呂敷のようなものを取り出しますが、実際には上着やコートを脱いで、それを使ってもできます。 家の中でやるのであれば、スリッパで演じれば大変簡単にできます。
魔法都市の住人 マジェイア |