On Line Puzzle

 

結婚占い
Matimony

1999/2/7


結婚は"Two-way Proposition"、確率「二分の一」の賭である。どちらの目が出るか、決してわからない。


次のような「占い」を知っているでしょうか。ロシアの農村に古くから伝わる「結婚占い」です。

わら1

長さが2、30センチの「麦わら」を6本、上の図のように握ります。手の上から出ている6本のうち、2本を選び、結びます。自分で結ぶのが難しければ、誰かに結んでもらいます。

次に、手の下から出ている6本のうち、2本を同じように結びます。また上に戻り、残っている4本のうち2本を選び、結びます。このとき、手で握っている部分は決して開いてはいけません。上、下、上、下と繰り返して行き、最後は下の図のようになるまで、上も下も結びます。

わら2

全部結び終わったら手を開き、結んだ部分がほどけないように注意しながら「わら」を大きく広げます。このとき、完全に一つにつながり、下のように大きな輪ができたら、その人は心に思っている人と一年以内に結婚できるという話です。

わら3

これがオリジナルなのですが、いつの頃からか、日本でも若い女性に知られるようになりました。日本の都会に住んでいると、ロシアの農村の娘のように、麦わらを見つけるのは簡単ではないでしょうから、別のもので代用します。

夏、喫茶店などに入り、アイスコーヒーやジュースを注文すると、ストローが一緒に出てきます。大抵、細長い紙の袋に入っていますから、その袋を使います。

ロシアでは6本ですが、10本のストローの袋を使って、先ほどと同じようなことをした場合、どのくらいの率で、完全な輪ができると思います?10本がひとつにつながり、大きな輪ができる確率です。何十回に1回とか、何百回に1回くらいといった答え方でもかまいません。

先ほどと同じように2本ずつ結んでいって、10本が完全につながるなんて、相当むずかしいと思いませんか?一度、答えを予想してみてください。答えを見る前に、ぜひ、一度、自分で予想してみてください。

追加:実際にこれをやるのでしたら、ストローの袋を10本も集めるのは大変でしょう。(笑) 凧糸などを30センチくらいに切ったものを用意してからやれば簡単だと思います。

これが「答」です。


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