<2023.7.17 K.Kotani>日本アニメーション学会設立25周年記念大会 日程発表


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2023年7月17日

日本アニメーション学会設立25周年記念大会 日程発表





 8月19日・20日に横浜国立大学で開催される「2023年度日本アニメーション学会設立25周年記念大会 第25回大会with SAS」の日程と開催内容が発表されました。非会員の方も参加できますし、全部ではありませんが、オンライン参加も可能ですので、皆様よろしくお願い致します。詳細は 学会ホームページまで。

本学会設立25周年記念 第25回大会with SASの開催まで約1か月となりました。 参加登録の受付も開始されました。その他、追加情報等についてお知らせいたします。 よろしくお願いします。
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2.個人研究発表、パネル発表について
3.学生によるアニメーション作品上映会について
4.ラウンドテーブル「日本アニメーション学会25周年をむかえてーー"アニメーション学"25年の総括と展望」について
5.その他の情報
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1. 参加登録・懇親会参加の受付開始
@ 参加登録は、Peatixにてお願いいたします。領収証もPeatixから発行可能です。
会員(JSAS, SAS共通)  3,000円 (会場・オンライン同一料金)
非会員        4,000円 (会場・オンライン同一料金)
*大会参加費のお支払いは、8月20日(日)まで受付けます。ただし、キャンセル可能期間は、8月17日までです。
A懇親会にご参加希望の方も、上記の同じPeatixページで受け付けています。
懇親会費 会員・非会員とも同一料金 7000円  
*受付〆切、キャンセル可能期限は、8月14日(金)です。8月15日以降懇親会参加ご希望の方は、19日(土)の懇親会会場で現金支払いのみの受付となります。
*懇親会会場 ホテル・ザ・ノット ヨコハマ 18:45〜20:45(2時間程度)
立食ビュッフェ+飲み放題(アルコール含む)*ベーガン、ベジタリアンの方のメニューは2〜3種類ご用意しています。
2.個人研究発表・パネル発表
8月20日(日)14:30 〜18:00 四教室で同時進行します。タイムスケジュール等の詳細は、大会ウェブサイトをご参照下さい。
【個人研究発表】
アルト・ヨアヒム[国立歴史民俗博物館]「プロとアマの表現としてスポーツ系アニメにおけるプレーの主体」
武井陽太郎[一橋大学大学院]「スポーツアニメにおける「仲間」関係の前景化に関する一考察」
楊思帆[新潟大学大学院]「日本テレビアニメシリーズにおける擬人的動物キャラクターの歴史的調査1960年〜1990年の制作・放送状況」
新井佑季[立命館大学大学院]「アニメーションとシュルレアリスムの再考ーー東欧系作家をめぐるA・マルタンの批評を中心に」
たつざわさとし[独立研究者]「『桃太郎 海の神兵』(瀬尾光世、1945年)の構成の推定」
長塚全[独立研究者]「声優学~日本のアニメ産業を担う声優技術の曖昧、感覚ではない指導に向けて」
有吉末充[独立研究者]「アニメ制作ワークショップ−その学習方法としての整理の試み」
牧奈歩美[東京藝術大学大学院]「映像における視点・視線・画角の多様性を考えるための演習〜5年間の全方位アニメーション制作演習をふりかえって〜」
築山拓人[大阪工業大学大学院]「アニメ原画修正の負荷軽減のための GLCIC に基づくキャラクタ画風変換に関する検討」
足立加勇[立教大学]「戦後マンガ・アニメの方法論としての傷つく身体ーー『サイボーグ009』から『魔法少女まどか☆マギカ』へ」
田輝[横浜国立大学大学院]「目の表象/パフォーマンスから読み解くディストピア性ーー『PSYCHO-PASS』(2012-)の分析を中心に」
今泉友介[独立研究者]「ウォルト・ディズニーのSPACEーー余白ではなく宇宙の開拓者」
有持旭[愛知県立芸術大学]「『怪物学抄』と『こどもの形而上学』における遊びと断片性」
森友令子[大阪芸術大学]「アニメーターに求められる演技力ーー動く絵本とアニメーション」
程斯[東京大学大学院]「二つの「接触」ーー「カセット JUNE」がもたらした官能をめぐる更なる検討」
張影[女子美術大学]「租界都市上海と『鉄扇公主』:『鉄扇公主』の解釈に対する再考」
劉雅欣[大阪大学大学院]「高畑勲の「教育」映画論ーーブレヒトの影響をめぐって」(オンライン)
趙瑞[九州産業大学]「バーチャルリアリティを活用したアニメーション授業モデルの探索」(オンライン)
中島望[学習院大学大学院]「アニメーション情景論ーー情景を映し出すモノローグ・シーンの考察」(オンライン)

【英語による個人研究発表】
Megumi Hayakawa[University of Zurich]メFrom Grayscale to Colour: the Representation of Shadows in Silly Symphoniesモ 
Shizuka Miyazaki[Hijiyama Junior College]メPractice and Prototype of Animation for Advanced Improvisationモ
Gabrielle Dulys[Yokohama National University]モStar Gentle Uterus: Queering of Mahou Shoujo Anime Transformation Sequencesモ
Julieta de Icaza Lizaola[Kyoto Seika University]モGaps between action and emotion in Shounen anime battlesモ
【パネル発表】
「持永只仁の残された一次資料からのメッセージ」
角和博[佐賀大学]、首藤舞央梨[独立研究者]、中村隆敏[佐賀大学]

「アニメーション表現の一般教育はどうあるべきか?ツール開発の視点から」
布山タルト[東京藝術大学大学院]、萩原健一[秋田公立美術大学]、村上寛光[神奈川工科大学]
3.学生によるアニメーション作品上映会
多数のエントリーをありがとうございました。上映作品リストはウェブサイトに掲載されています。一部プログラムには、学生自身の解説トーク(英語)もあります。

4.ラウンドテーブル「日本アニメーション学会25周年をむかえてーー"アニメーション学"25年の総括と展望」について
大会2日目のラウンドテーブルの登壇者がすべて決定しました。要旨など詳細については、大会ウェブサイトもご覧ください。
登壇者:
小出正志(理論研究部会)「学会研究事業活動と理論研究部会の25年」
野村康治(心理研究部会)「アニメーションと心理学」
中垣恒太郎(海外文献研究部会)「海外アニメーション研究の現状と課題」
昼間行雄(教育研究部会)「アニメーションの専門教育と教育普及についての検証」
萩原由加里(歴史研究部会)「在野からのスタートーー日本におけるアニメーション史研究の始まりーー」
増田弘道(産業研究部会)「日本のアニメはGDPを支えられるか」
石田美紀(コンテンツ文化研究部会)「アニメ研究の境界線」

5.その他の情報
  @ 横浜駅西口バス乗り場からの来場について
相鉄バス(浜5)、横浜市営バス(201系統)で横浜国立大学へ来られる場合、「岡沢町」が最寄りのバス停です。夏休み期間中ゆえ、大学構内への乗り入れはございませんので、ご注意下さい。いずれも所要時間は約20分です。バス停から都市科学部棟までは徒歩5分程度です。
  相鉄バス(浜5) 横浜駅西口10番乗り場
  横浜市営バス(201系統) 横浜駅西口14番乗り場

A 昼食について
夏休み中のため、両日ともすべての構内カフェテリアは閉店しています。ただし、学内にローソン、学外にファミリーマート、岡沢町バス停近くにまいばすけっとがあります。自販機については、学内に数か所ございます。
大会テーマ:「ギャップとスペース」
日時:2023年8月19日(土)、20日(日)
場所:横浜国立大学 都市科学部棟 メイン会場103教室 
形式:ハイフレックス(現地+リアルタイムオンライン+アーカイブ)


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