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アリーナ・ジダノワ「Fictitious」展

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月刊近メ像インターネット
2025年2月24日
アリーナ・ジダノワ「Fictitious」展

2月14日から3月13日まで、大阪・西天満のギャラリー「N project」において、アリーナ・<ジダノワさんによる個展「Fictitious」が開催されています。映像としては昨年京都市立芸術大学で公開されていた「いまと私、わたしともうひとり」に加え、今年の新作「Suitcase」がループ上映されています。また、ペインティングと、モチーフになったと思われるスーツケースの展示もされています。
アニメーションと実写を組み合わせたアリーナさんの作品を観ていると、アニメーションの境界というものが広がって来て、今迄の「アニメーション作品」という概念がなくなってきているとつくづく思いました。

(画像はFaceBookより)
なお、参加出来ませんでしたが、2月22日にはトークイベント「想起と忘却の交差点:アートと認知心理学の境界を超えて」ジダーノワ アリーナ(作家)×堀田千絵(博士(心理学)/京都市立芸術大学准教授)が開催され、満席・大盛況の内に終ったとの事です。