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黒坂圭太氏定年退職記念展「森を見ず木を見る」

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2026年07月19日
黒坂圭太氏定年退職記念展「森を見ず木を見る」

6月15日から7月18日まで、武蔵野美術大学美術館展示室3およびホールにおいて、「黒坂圭太 武蔵野美術大学教授退任記念 森を見ずに木を見る」開催され、盛況のうちに終りました。

展示室3では、黒坂氏の作家としての原点の静物画から、動画撮影との出会い、数々の作品制作についての経由紹介と、現在に至るまでの作品紹介と素材の展示が行われました。最初の当たりに展示されていた「ミックスジュース」などの素材の展示では、「ああ、これは当時PAFの8mm上映でみたなあ」と感慨しきり。

「緑子」の撮影素材として展示されていた動画用紙に鉛筆書きの原動画の展示では、圧倒的な質感と画の密度の膨大な枚数の画が撮影順にずらりと並べられ、その膨大な作業量に、「きっと黒坂さんの右手には加速装置がついているに違いない」と思ってしまいました。(製作に16年かかったそうです。フレデリック・バックもびっくり。)

作品の素材の他、絵コンテなども展示されており、楽譜のように映像の流れを書き込んだものもありました。「時間軸の魔術師 」!
展示の最後には制作中の最新作のイメージビデオやスケッチ、制作中の素材なども展示されており、「今回は新技法に挑戦」とご本人が意気込んでおられた新作の雰囲気が感じ取れました。


ホールでは、たぶんほぼ全作品が日替わりプログラムで上映されており、全部観ていると展示が見れないのがまことに残念でした。