2014.09.07 K.Kotani>
ピピアめふアニメ教室のページ
2014年9月07日更新
JAPANESE ONLY
日本で唯一の常設型自主アニメ講座 中途参加歓迎致します。
講座の概要
名称 ピピアめふアニメ教室
会場・日程
ピピアめふ 5F会議室(阪急宝塚線 売布神社駅すぐ) 毎月 第三日曜日 午後午後2-4時
内容 1.様々な技法の初歩製作体験
・アニメーションの基礎知識
・アニメーションの基礎技術
・いろいろな素材の知識
・撮影実習
2.制作支援・撮影支援
テキスト・教材など オリジナルのテキスト・教材を使用します。
使用機材 ・パソコンによるビデオコマ撮りシステム(30フレーム/秒 1コマ撮り可能)
・ペーパーアニメーションを主とした作画機材
・いろいろな素材のコマ撮りの為のデジカメ
対象 原則として中学生から社会人
・ 趣味でアニメ制作をされたい方
・ 将来アニメ系の進学を考えている方で基礎知識・技術を身につけたい方
※ てぶらで受講いただけますが自宅で作業される場合のトレス台・タップなどは各自で購入していただきます。
※ 講習用の消耗品は受講料に含まれますが、動画用紙以外の自主制作用の素材については、各自での手配・負担になります。
※ プロ養成用の内容ではありませんので、将来その方面に進まれたい方は芸術系大学や専門学校への進学をお勧めします。
会費(受講の為の機材費等含む)
初歩製作体験 一回1000円(素材、完成作品メディア代含む)
製作指導・撮影 一般500円・会員300円(会員は入会金1000円)
企画の主旨
日本のアニメーションは最近ますます盛んになり、テレビや映画では次々に新作が発表され、また、海外にもぞくぞくと進出しています。作り手を養成する場所としても、アニメーションの専門学校が次々と開講し、芸術系の大学においてもアニメーションを学べるところは少なくありません。
しかしながら、一般のアマチュアが自主製作のアニメーションを作ろうとした場合、その技法を学ぶ場所はほとんどないのが実情です。わずかに大学の短期公開セミナーや、実験映像系の講座の中において若干の場所がある程度です。徳島アニメスタジオは公的機関による市民の為のワークショップを開いていましたが、経費節減の一環として2000年3月にスタジオごと閉鎖されてしまいました。
近畿アニメーション協議会は1984年に自主製作アニメーションの振興と製作者の親睦などを目的として設立されました。そして最近にいたるまで活動を続け、関西地区を中心として全国各地の製作・上映団体と連係を保ち、徳島アニメスタジオには開設当時より運営に協力しました。
近畿アニメーション協議会では、初心者のみなさんに「アニメーションってこんなに簡単に出来るんだ」という事を知っていただくための場所として、ピピアめふアニメ教室を開催させていただきます。
講師紹介
講師 K.Kotani
1958年大阪で生まれる。1972年頃より、8mmフィルムでの自主制作を始める。1977年、第三回プライベート・アニメーション・フェスティバルで「かいぶつ宝島」を発表。1978年、相原信洋氏を講師とする自主講座「実践アニメ塾」を受講、同講座終了後、受講生による自主制作サークル「アニメ塾」にスタッフとして参加。1979年、日本アニメーション協会の主催になる「アニメーションワークショップ」にお手伝いスタッフとして参加。1980年、アニメ塾スタッフと共に自主制作アニメーション講座「アニメ塾80」を企画運営。1982年、同じく「アニメ塾82」を企画運営。1984年、アニメ塾、アニメーションワークショップ、阪神アニメーショングループ、グループSHADOらに呼びかけ、連携組織「近畿アニメーション協議会」を企画、設立。
1985年、自主アニメイベント「きんめまつり」を企画、公募作品より、篠塚勉氏の「風 1分40秒」を16mm化して第一回国際アニメーションフェスティバル広島大会に応募、予選通過・デビュー賞獲得という快挙を達成。
この間、年1本ずつ程度のペースで自主作品を制作・発表を続ける。
1986年よりは京都の自主制作サークル「地球倶楽部」のメンバーとして活動を続ける一方、「近畿アニメーション協議会事務局」の唯一のメンバーとしての活動を継続、会報「近畿アニメーション映像」の発行を続ける。
1988年には「触感シリーズ」の第一作「ネバネバ」を発表、好評を得る。
この間、日本アニメーション学会の設立に当たり、「呼びかけ人」として名を連ね、第二回大会より連続して参加、第12回大会より連続して研究発表を行っている。
1992年より、市民のためのアニメーション学校「徳島アニメ学校」の講師陣に加わり、主としてペーパーアニメーションの指導に当たる。
1994年、越前屋俵太氏の依頼により、TV番組「モーレツ!科学教室」のオープニングアニメーションの作画を担当。翌年、第5回国際アニメーションフェスティバル広島大会で「パノラマ」(現在のベストオブワールドに該当らしい)に選ばれ、メインスクリーンでの栄誉を得る。
1999年、1993年以来久しぶりの自主作品、「面喰い」を発表。以来、2007年の「溺れた凡人」まで、主にホラー作品を制作する。
2001年より、「ピピアめふアニメ教室」講師を務める。
K.Kotani