5月2日 平安神宮


平安神宮の正面の門。ここから入る。赤は、血、権力の象徴として中国の様式を真似たものだとか、タクシーの運転手さんが言っていた。
中はこういう感じで、だだっぴろい。正面が本殿になる。この広いなにもない部分をもつのが、神社の伝統なのかも。高い建物はないけれど、荘厳な感じになる。
これは横のほうを見たところ。やっぱり広い。

平安神宮へ向かう途中のタクシーの運転手さんが、「庭園がいいから、是非みたほうがいい」というので、庭園に入ってみた。明治時代の庭園だそうで、石が置いてあって、池をわたるのが風情があるとかいろいろ。
まずは、中にはいってすぐのところ。小雨ぱらぱらで、風情がある。
なんか、こういう和風の庭園というのもいいもんだと思ったりする。こじんまりなんだけど。
日本最初の電車で、近くにいた観光案内の人が言っていたことを洩れ聞くと、なんでも、ものレールのようなものらしい。
池がある。そして、花が咲いている。ちゃんと手入れされているのだが、自然な感じでもある。不思議。
写真を撮っていて、写真の構図が良いとか悪いとかいうのは、結局、枝振りみたいなものではないかと思ったりした。
棚のある木。うーむ、なんか説明の必要ないかもしれない。
前にある濃い緑の草をいれると、全体が引き締まった感じ。
これも、枝振りのような感覚で、構図を決めてみた。
紅葉になっているのが季節的には不思議な感じがする。
なんとなく、こういう覗き見えるって感じも良いのでは。
これも。
まさに、枝振りの妙かもしれない。
これが、例の石の上をわたるというもの。ただ、雨で滑ったらいやだから、わたらなかった。
もういっちょう。
人工的な自然の風景が日本庭園なんだと思う。
で、これでおしまい。庭園の中の大きな池。そのあと撮った写真は永遠に失われた。

Kentaro ONIZUKA
Last modified: Mon May 14 13:08:33 JST 2001