ゴーストバスターズ(ポニーキャニオン)
(c)PONICA/ACTIVISION
発売:ポニーキャニオン(1985) 媒体:TAPE/ROM ジャンル:アクション
評価:★★☆☆☆
題材はもちろん映画のゴーストバスターズ、タイトル画面ではおなじみの曲に乗って、歌詞まで流れるというわりとどうでもいい演出がついています。どうでもいい演出がついた版権ものゲーム、というだけでそこはかとない不安が漂いますがその不安にこたえてくれる作品。
ゲームの目的はゴーストバスターズの三人を駆って、街中に現れるお化けたちを捕まえてお金を稼ぐというものです。まずは車を選んでから、搭載する装備を選んだらゲーム開始、マップ上で赤く光っている建物にゴーストが現れていますので、GHQ本部から車に乗って現場へと向かいます。経路を選ぶときにマップ上にいるゴーストに触れておくことで、車での移動シーンにそのお化けが現れるのでこれを吸引していきましょう。ズール寺院に向かうゴーストたちを吸い込んでおかないと、町のPKエネルギーがどんどんたまっていくので注意が必要です。
現場に到着すると別のアクション面になり、画面をとびまわっているゴーストに向けてトラップ設置、一人目と二人目の隊員を設置してから捕獲ビームで追い込み、トラップで捕まえます。うまく捕まえたら本部に戻ってトラップを空け、失敗すると隊員が倒されてしまうのでやはり本部で補充をしなければいけません。車には三人乗っていて、トラップは最低二人で使う必要があるので2回ミスをしたら本部に戻ることになります。町のPKエネルギーが一定値を越えるまでの間に、資金と装備を揃えておくとズール寺院に突入ができるようになり、マシュマロマンの足の下をくぐって最低二人の隊員が突入できればゲームクリア。特別感動はできませんがエンディングになります。
基本的にはゴースト捕獲ができるかどうかがすべてのゲームですので、慣れればごく簡単ですがひさびさにチャレンジしたらまるで捕獲できなかったのは内緒です。人によってはレーザーを使わずに、トラップ起動のタイミング勝負だけで捕まえたほうが楽かもしれません。操作上の注意点ではタイトル画面から先に進むにはF1キーを押すこと、バキュームを乗せないと道路でゴーストが吸えないこと、GHQ本部に入るためには本部の上でカーソルの下を押しながらスペースで決定すること、などでしょうか。正直ゲームの出来としてはいまいちですが、ゴースト捕獲がうまくできるようになると奇妙にはまってしまう不思議な作品です。
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