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’97年 ジャパンカップ レース回顧 |
着順 | 馬番 | 馬名 | タイム | 斤量 | 指数 |
1 | 3 | ピルサドスキー | 2258 | 570 | 106 |
2 | 9 | エアグルーヴ | 2258 | 550 | 102 |
3 | 13 | バブルガムフェロー | 2260 | 570 | 105 |
4 | 12 | カイタノ | 2261 | 550 | 101 |
5 | 1 | シルクジャスティス | 2262 | 550 | 100 |
6 | 14 | アスタラバド | 2262 | 550 | 100 |
7 | 7 | ツクバシンフォニー | 2263 | 570 | 103 |
8 | 10 | オスカーシンドラー | 2268 | 570 | 100 |
9 | 8 | ローゼンカバリー | 2269 | 570 | 99 |
10 | 4 | モンズ | 2270 | 570 | 99 |
11 | 5 | ロイヤルタッチ | 2271 | 570 | 98 |
12 | 6 | エボニーグローブ | 2274 | 570 | 96 |
13 | 2 | スノーエンデバー | 2276 | 550 | 91 |
14 | 11 | タイキフォーチュン | 2283 | 570 | 90 |
見た目には遅く見えたペースも、前半1000m60秒8でタイム的にはミドルペース。だが、各馬の走りっぷりからするとややスローだったか。
直線に入って末脚勝負になり、3着までの3頭の叩き合い。早めに抜け出した9番を力でねじ伏せると言った感じに差し切った3番。当HPの予想では、顔見せ程度で本気に走らないのでは...等と言ってしまったがとんでもない。陣営は本気で仕上げてきて、馬も本気で走ってきた。予想屋としては完敗である。指数106も意外と良く、恐れ入ったという感じだった。雨で馬場が柔らかくなり、天気も欧州馬に味方した。
2着の9番は力を出し切ってのもの。レース後のコメントで良馬場なら抜かせなかったと言っていたが、それはどうか。良馬場でも同じ結果であったと思う。この馬はそこまで強くない。
情けないのは3着の13番。女馬の9番には完敗。しかも前走よりも差を付けられるとは、何も言えない。もっと強くなってから出直してくるしかない。といってもサンデーの子供でこれ以上強くなるとは思えない。来年強くなる現4歳馬と混じってどうか。来年は真価が問われる年になるだろう。
最後の3頭の追い比べは見応えがあったし、また全着順もほぼ実力通りであり、それらを含めて非常に良いレースだった。歴史に残る1戦と言っても良いと思う。