’97年 NHKマイルカップ レース回顧


着 順 馬 番 馬 名 タイム 斤 量 指 数
1 13 シーキングザパール 1331 550 96
2 14 ブレーブテンダー 1334 570 97
3 12 ショウナンナンバー 1334 570 97
4 16 ヒコーキグモ 1334 570 97
5 5 オースミジェット 1335 570 96
6 18 パーソナリティワン 1336 570 95
7 17 パームシャドウ 1338 570 92
8 6 スーパーナカヤマ 1339 570 91
9 11 シルクマスタング 1340 570 90
10 15 ワシントンカラー 1340 570 90
11 1 キタサンフドー 1341 570 89
12 10 ペイストリーシェフ 1341 570 89
13 9 マイネルマックス 1342 570 88
14 8 ロイヤルブルー 1344 570 86
15 2 オープニングテーマ 1347 570 83
16 4 タイキギャラクシー 1353 570 77
17 3 ホッコービューティ 1355 550 71
18 7 ダイワアンジェラ 1357 550 69

馬場指数:−1.21

配当:枠連 7−7 ¥320, 馬連 13−14 ¥380


 昨年の異常なハイペースに比べれば1000m通過が58秒2は普通に見えるが、このメンバーでスローに流れるはずが無くやや速めのペースだったか。馬場指数−1.21の高速馬場も味方して最初の1ハロン12秒4以外は全て11秒台の先行馬にはきつい流れ。先行グループで最上位に入選したのは16番の4着が最高。

 スピード指数を見ると、10着までが90以上というハイレベルな戦いであったことが分かる。鞍上の冷静な判断もさる事ながら、先行メンバを楽に差しきった勝ち馬は昨年の1番人気ファビラスラフィン(14着)の様な怪物かもしれない。予想のコーナーでも書いたが、14番は決め手不足がこのレースで明らかになった感がある。勝ち馬との位置取りは差が無かったのに勝ち馬には完勝され、さらに12番の急追に2着も危なかった内容を見るとこの結果が精一杯と言ったところだろう。

 ”○外は強い”と無条件に思いがちだが、結果は5着以内に3頭入った程度。出走頭数を考えると内国産馬も捨てた物ではないことが分かる。勝った13番は秋の秋華賞には晴れて出走解禁になるが、果たしてどんな走りを見せるのか今から楽しみである。


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