’97年 秋華賞 レース回顧


着 順 馬 番 馬 名 タイム 斤 量 指 数
1 10 メジロドーベル 2001 550 96
2 17 キョウエイマーチ 2005 550 93
3 8 エイシンカチータ 2005 550 93
4 12 オレンジピール 2007 550 91
5 15 エアリバティー 2007 550 91
6 5 ミスカサブランカ 2008 550 91
7 16 エアウイングス 2008 550 91
8 4 メイプルシロップ 2009 550 90
9 3 エミノオクリモノ 2011 550 88
10 7 スージークーパー 2011 550 88
11 2 ナイトクルーズ 2013 550 86
12 14 プロモーション 2014 550 86
13 13 ビワプリムラ 2014 550 86
14 1 ビッグモンロー 2015 550 85
15 18 イブキサーティーン 2017 550 83
16 6 マイネブリリアン 2019 550 82
17 9 ビワビーナス 2021 550 80
18 11 ナナヨーウイング 2021 550 80


馬場指数:+0.32

配当:枠連 5−8 ¥320, 馬連 10−17 ¥360


 レースは実力馬・騎手共に実力を100%出し切った非常に良いレースだったと思う。大きな不利を受けた馬もおらず、まさにGrade1といった感じだった。高速馬場と言われた京都の馬場も開催が進むにつれて徐々に荒れ、馬場指数はやや遅めの+0.32と算出された。

 出走馬は先行馬が多いメンバー構成で、前後半が59秒2−60秒9と予想通りハイペースになり、先行馬にはややつらい流れになった。
 勝ち馬の96という指数はこの時期の4歳牝馬としてはかなり高い値。牝馬で100近い指数を出したのは、最近ではヒシアマゾン、ファビラスラフインなど女傑、怪物と称される馬のみ。今後もっと強くなることが見込めるため、来年が今から楽しみである。
 果敢に先行した17番は、向こう正面当たりで少々かかってしまったのが響き、最後にお釣りが無くなってしまった。それでも93という高い指数を出しているが、この位の値はG1なら当たり前。
 8番はトライアルと同じ3着。まだ1勝馬で500万条件の馬だが、昔いたロイスアンドロイスと姿がダブる様な気がする。こういった馬は相手に合わせて走るので、レースの格に関わらず2着・3着が多くなることがある。”ブロンズコレクター”呼ばれない様になれば良いのだが...。

 晴れて2冠馬となった10番。既に父メジロライアンを越えた感があるが、無事に走り続けて欲しいと思わせる位強いレース内容だった。


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