’97年 高松宮杯 レース回顧


着 順 馬 番 馬 名 タイム 斤 量 指 数
1 4 シンコウキング 1080 570 107
2 18 エイシンバーリン 1082 550 100
3 5 シンコウフォレスト 1083 570 103
4 8 スギノハヤカゼ 1084 570 101
5 3 マサラッキ 1087 570 97
6 1 エイティグロー 1088 570 96
7 13 ノーブルグラス 1088 550 92
8 12 フラワーパーク 1089 550 90
9 11 チアズサイレンス 1089 570 94
10 15 ビコーペガサス 1089 570 94
11 16 マリーゴッド 1091 570 92
12 9 タヤスレインボー 1092 570 90
13 6 ニシノファイナル 1094 550 83
14 7 ヒシアケボノ 1095 570 86
15 10 スキーミュージック 1095 570 86
16 17 シネマスコープ 1097 550 79
17 2 メイショウテゾロ 1101 570 78
18 14 ホクトフィーバス 1102 570 76

馬場指数:−0.65

配当:枠連 2−8 ¥2,390, 馬連 4−18 ¥5,220


 柔らかくタイムの出にくい馬場と見られ、結果1分8秒0は平凡と言う向きもあるが、馬 場指数は−0.65とやや速いタイムの出る馬場であった事が分かる。レースラップは2ハ ロン目に10秒2とレース最速ラップが刻まれ、先行馬が多かったこのレースは予想通りハ イペースで流れた。その為最後の1ハロンは12秒0とやや脚が上がった感じになった。

 斤量の違いの為、上位入線も指数上は小さくなる様な逆転現象があちこちに見られる。好 位差しを見せた勝ち馬の指数は107と立派な物。英ダービー馬の半弟という良血がここに 来て開花した感じ。
 2着の18番は逃げられないとダメなタイプ。大外枠が影響するかと思われたが、前走レ コード勝ちの俊足で2番手でレースを進めた。先行馬不利の流れの中、2着は立派の一言。 今よほど調子が良いのだろう。
 断然の1番人気の12番は8着で、指数は90と平凡。牝馬特有の調整の難しさか、もう 峠は過ぎたのか、休み明け3戦の指数はG1馬にしては物足りない。

 5着までの馬は3コーナーまでに4・5番手以内の位置付け。ハイペースでも前に行かな いと上位に食い込めないという、このコースの鉄則が明白に形となって表れた。


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