’98年 オークス レース回顧


着 順 馬 番 馬 名 タイム 斤 量 指 数
1 6 エリモエクセル 2281 55 82
2 14 エアデジャヴー 2283 55 81
3 16 ファレノプシス 2284 55 80
4 12 ラティール 2286 55 79
5 11 ナオミシャイン 2287 55 78
6 2 オーロラマキシマム 2289 55 77
7 13 バプティスタ 2289 55 77
8 1 ダンツプリンセス 2292 55 75
9 18 マックスキャンドゥ 2294 55 74
10 8 ロンドンブリッジ 2294 55 74
11 4 アドマイヤサンデー 2295 55 73
12 17 アインブライド 2297 55 72
13 7 バリアシオンバレイ 2298 55 71
14 5 マイネエルザ 2300 55 70
15 9 エガオヲミセテ 2304 55 67
16 3 オータムリーフ 2307 55 65
17 15 サラトガビューティ 2310 55 63
中止 10 ヤマノセンプー - 55 -

馬場指数:+0.21

配当:枠連 3−7 ¥1,880, 馬連 6−14 ¥2,300


 金曜は雨、土曜も雨の予想だったが晴れて、続く日曜も晴れ。馬場が大分回復し良発表。馬場指数+0.21ならやや時計の掛かる馬場だったが、殆ど普通の馬場と変わらなかった様だ。
 8,10番のハナ争いが予想されたレースも結局8番の単騎逃げの形になった。前後半1200mが75秒5−72秒6と、約3秒もの差がある典型的な上がりの競馬。1000m通過62秒8、1ハロン当たりのラップタイムも12秒後半で進んだ。

 勝馬は4角7番手から34秒6の末脚で先行馬をまとめて差し切った。先に抜け出した12番(4着)を並ぶまもなく交わし、第59代の樫の女王に輝いた。こういったスローペース・上がりの競馬だと指数は低く出るがその通りで、82はG1としてはいただけない数値。
 14番は桜花賞3着に続いて2着。1番人気の16番は続く3着で、2頭ともペースに比して位置取りが後ろ過ぎた。2頭は34秒6、34秒8で上がってきたが、勝馬とほぼ同じ脚では位置取りの差で着順が決まった模様。
 マイペースで逃げた8番は戦前囁かれていた距離の壁か、直線で全く良い所無く10着に終わった。切れる末脚の無い分、上がり競走では形無しだった。当HPで単穴評価した18番は、一応見せ場を作ったものの9着。2000m位が限界かもしれない。

 勝馬の指数82に続いて、以下まるでカウントダウンしているかの様に、14着くらいまで1づつ指数が下がっていっている。上がりの競馬になったため、各馬の能力差を表しているというより、決めての差を表しているかの様だ。
 色々意見はあるだろうが、今年の4歳牝馬はやや低レベルな感がある。秋華賞は外国産馬ともレースをする事になるが、このままではどの馬も外国産馬の相手にならないのではないか。秋に向けて新星の台頭、あるいは成長に期待したい。


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