’98年 秋華賞 レース回顧

着 順 馬 番 馬 名 タイム 斤 量 指 数
1 14 ファレノプシス 2024 55 85
2 7 ナリタルナパーク 2026 55 84
3 5 エアデジャヴー 2027 55 83
4 3 エガオヲミセテ 2028 55 82
5 13 バプティスタ 2029 55 81
6 2 マルカコマチ 2030 55 81
7 8 エリモエクセル 2032 55 79
8 17 ナオミシャイン 2035 55 76
9 1 ケイツーパフィ 2037 55 75
10 16 ベストマリー 2037 55 75
11 15 メガラ 2038 55 74
12 9 ビワグッドラック 2040 55 72
13 11 リワードニンファ 2040 55 72
14 10 エリモピュア 2041 55 72
15 12 ダンツプリンセス 2042 55 71
16 6 スギノキューティー 2043 55 70
17 18 スピーディローザー 2125 55 3
18 4 ショウナンハピネス 2132 55 -3

馬場指数:+0.91

配当:枠連 4−7 ¥1,140, 馬連 7−14 ¥10,460


 馬場指数は+0.91。京都コースも大分使い込まれ、荒れた馬場に変わってきている。
 ペースは、前後半1000m・61秒9−60秒5。道中ハロンラップ11秒台が2回しかない、スローペースで上がりの競馬になった。

 勝ち馬の指数は85と低レベル。スローペースになると余り良い指数は出ないので仕方あるまい。レース振りからすると今回の出走メンバー中では抜けた存在だったようだ。外枠がかえって有利に働き、荒れた内ラチ沿いを走らなくて済んだ。道中楽に追走して直線で突き放す内容は完勝の一言。
 2着の人気薄7番は、道中14番手から3・4角まくり、最速の35秒6の上がりで先行勢をまとめて差しきった。2600m−1200m−2000mと変則的な使われ方をしてきたが、2000m位がベストかもしれない。
 1番人気の5番は3着。終始内々を走らされ、持ち前の最後の瞬発力を発揮できなかったか。今回は内枠が仇となった様だ。

 何れにしても、今年の4歳牝馬の出した指数値は軒並み低い。4歳秋の成長分というものが、指数に現れていないのが残念だった。スローペースで指数が出難かったことは確かだが、このままだと牡馬混合レースでは見せ場すら作れなくなるだろう。ブライアンズタイム産駒2頭で決まったが、ブライアンズタイム産駒は成長力があるので、2頭の更なる成長に期待したい。




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