’99年 フェブラリーステークス レース回顧

着 順 馬 番 馬 名 タイム 斤 量 指 数
1 9 メイセイオペラ 1363 57 D109
2 12 エムアイブラン 1366 57 D106
3 10 タイキシャーロック 1366 57 D106
4 13 オースミジェット 1367 57 D105
5 7 キョウエイマーチ 1368 55 D100
6 11 ワシントンカラー 1369 57 D103
7 6 マチカネワラウカド 1370 57 D102
8 3 バトルライン 1372 57 D100
9 8 ビッグサンデー 1372 57 D100
10 14 テセウスフリーゼ 1374 57 D98
11 4 メイショウモトナリ 1375 57 D97
12 15 シャドウクリーク 1376 57 D96
13 1 マコトライデン 1383 57 D89
14 2 ストーンステッパー 1385 57 D86
15 5 ミスタートウジン 1400 57 D71
16 16 ドージマムテキ 1401 57 D70

馬場指数:−0.28

配当:枠連 5−6 ¥500, 馬連 9−12 ¥3,720


 馬場指数は−0.28。やや速いタイムの出る馬場であったようだ。
 ペースは、前後半800m・48秒1−48秒2で、前後半が同じタイムとなる平均ペース。当方の予想より速いペースではあったが、逃げ馬に厳しいほどの流れではない。

 勝馬は道中5番手、4角5番手からスパート。記録上4角5番手には他に3,11,13番の4頭がおり、それより前にいた馬も含めてそこからの末脚勝負になったが鮮やかに抜け出し、史上初[地]のJRA・G1勝利を飾った。馬群から抜け出す脚には一瞬の切れ味があり、現段階では恐らくこの距離では日本一強いだろう。指数109は思ったほど高くなかったが、ペースがそれ程速くならなかったのが原因と思われる。JRA・G1の大歓声にも全く動じることが無く、立派の一言に尽きる。
 2着の12番は4角9番手から出走メンバー中最速の35秒5の末脚で上がってきたが、如何せん位置取りが後ろ過ぎた。このレース以前のスピード指数は他の人気上位馬と差がなかったので、これくらい走っても驚くことはない。直前の追い切りの動きも非常に良かったので、体調面でもベストだったのだろう。
 3着は10番。昨年の雪辱はならなかったが、最後に猛然と追い込んできた末脚はメンバー中2番目の35秒6。もう少しで2着だったが、クビ差及ばなかった。こちらも2着・12番と同じく4角9番手の位置取り。もっと前でも競馬ができるはずなのだが、余りにも人気上位馬をマークしすぎたのか。
 11番は6着に破れた。最後に良い脚を使ってきたが、残り100m位で他馬と脚色が同じかそれ以下になったので、少し距離が長すぎたかもしれない。

 勝馬は地方・中央のG1を制覇した初めての馬と言うことになった。予想のページで色々な意味で”歴史に残るレースになる”と書いたが、正にその通りになった。


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