2000年 朝日杯3歳ステークス レース回顧

着 順 馬 番 馬 名 タイム 斤 量 指 数
1 3 メジロベイリー 1345 54 86
2 8 タガノテイオー 1346 54 85
3 14 ネイティヴハート 1347 54 84
4 12 メイショウドウサン 1347 54 84
5 2 テイエムサウスポー 1348 54 83
6 10 エイシンスペンサー 1350 54 81
7 9 マイネルカーネギー 1355 54 76
8 4 ウインラディウス 1356 54 74
9 11 タイムトゥチェンジ 1357 54 73
10 15 カルストンライトオ 1357 54 73
11 13 ロッキーアピール 1358 54 72
12 5 グラスエイコウオー 1359 54 71
13 7 ジーティースマイル 1359 54 71
14 1 ユノピエロ 1360 54 70
15 6 フィールドスパート 1369 54 61
16 16 フォーユアラヴ 1372 54 58

馬場指数:−0.91

枠連 2− 4¥   950  2人気
馬連 3− 8¥ 8,860 25人気
ワイド  3− 8¥ 2,180 25人気
 3−14¥ 3,400 38人気
 8−14¥   570  3人気


 レースは前後半4F・46秒7−47秒8。馬場指数の−0.91を考えてもやや速いペースだったのか、中団でレースを進めた馬たちが上位を占めた。

 勝馬のメジロベイリーは道中6番手、4角4番手からメンバー中2番目の35秒4で上がり、見事3歳チャンピオンの座に就いた。タガノテイオーが先に抜け出してほぼ勝負が決まったと思ったが、坂を上がりきってからの脚で優っていた。多少エンジンの掛かりが遅いのかも知れないが、息の長い末脚はなかなか好印象を与えた。勝馬の指数値86はまずまず標準の値だろう。
 1番人気のタガノテイオーは2着だった。道中は勝馬とほぼ同じ位置でレースを進めたが、最後の直線では先に抜け出して、勝ったと思ったところを差されてしまった。レース後に故障を発症し、予後不良になってしまったのは残念だった。
 3着は公営の雄ネイティヴハート。ここ数年地方所属馬の活躍が目立つ3歳戦線だが、今年も上位に食い込んだ。コジーン産駒のスターオブコジーンを父に持ち、やや早熟傾向のあるところが気になる系統だが、母の母はサンサンというなかなかの良血馬。今後も注目してみたい。

 指数的には各馬現在の力を十分発揮できているようなので、実力通りの順位に近い着順になっているように思う。まだデビューしていていない大物も今後出てくると思うので、来年の4歳牡馬戦線はなかなか面白くなりそうな予感がする。


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