2000年 ジャパンカップ レース回顧

着 順 馬 番 馬 名 タイム 斤 量 指 数
1 8 テイエムオペラオー 2261 57 94
2 13 メイショウドトウ 2261 57 94
3 10 ファンタスティックライト 2261 57 94
4 1 エラアシーナ 2264 55 88
5 4 ダイワテキサス 2266 57 91
6 3 マチカネキンノホシ 2266 57 91
7 5 レーヴドスカー 2266 53 83
8 16 ステイゴールド 2266 57 91
9 12 ジョンズコール 2269 57 89
10 2 ゴールデンスネイク 2274 57 86
11 7 ティンボロア 2275 57 85
12 6 フルーツオブラヴ 2276 57 84
13 14 アグネスフライト 2276 55 80
14 9 エアシャカール 2282 55 76
15 15 イーグルカフェ 2284 55 75
16 11 シルクプリマドンナ 2293 53 65

馬場指数:−0.37

枠連 4− 7¥   470  2人気
馬連 8−13¥   810  2人気
ワイド  8−13¥   410  2人気
 8−10¥   390  1人気
10−13¥ 1,100 11人気


 この時期になると芝の痛みも気になる頃だが、馬場指数は−0.37。指数から言えば良好な馬場状態だったと言える。レースは前後半6F・75秒4ー70秒7と、前後半で5秒近くも前半が遅い典型的な超スローペース。こういうレースでは前でレースを進めるための自在性の脚質と、切れる末脚、そして何よりジョッキーの仕掛けのタイミングが勝敗を大きく左右する。

 勝馬のテイエムオペラオーは道中5番手、4角7番手からメンバー中2番目の上がり35秒2でまとめて今季4つ目のG1を獲得。スローペース故に指数は低いが、レース振りは安定しており、差は僅かだったが安心して見ていられた。
 2着は秋の天皇賞に続いてメイショウドトウ。道中3番手、4角も3番手とテイエムより早めの競馬をしたが、最後の切れ味で僅かにクビ差さされてしまった。天皇賞(秋)の時と同じくテイエムより前で競馬をして結果差されているが、現時点ではこれが実力の差であろう。
 3着は外国招待馬のファンタスティックライト。メンバー中最速の35秒0で追い込んできたが、届かなかった。道中はずっとテイエムの直後に付けてテイエムを見ながらレースを進めてきたが、4角から直線に入ったところで少しよれ、体勢を立て直す間にテイエムに少し離されたのが最後に響いた。
 4歳馬はダービー馬、2冠馬とも惨敗。今年の4歳馬のレベルについては何度か述べてきたが、このレースで低レベルを露呈する結果になってしまった。今後の成長を望みたい。

 終わってみればジンクスも何も関係なく、”強いものは強い”という当たり前の結果になった。テイエムオペラオーは、今後どこまで連勝記録を伸ばすのだろう。


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