2001年 秋華賞 レース回顧

着 順 馬 番 馬 名 タイム 斤 量 指 数
1 2 テイエムオーシャン 1585 55 109
2 9 ローズバド 1586 55 108
3 6 レディパステル 1589 55 105
4 10 サクセスストレイン 1590 55 105
5 18 ショウナンバーキン 1592 55 103
6 5 ムーンライトタンゴ 1594 55 101
7 3 ノブレスオブリッジ 1595 55 100
8 4 タイムフェアレディ 1598 55 98
9 13 ダイワルージュ 1598 55 98
10 16 ピンクパピヨン 2000 55 96
11 1 アドマイヤハッピー 2000 55 96
12 14 ドリームカムカム 2007 55 91
13 12 シルキードルチェ 2007 55 91
14 15 ハローサンライズ 2008 55 90
15 8 タイヨーキャプテン 2013 55 86
16 7 シャイニンググラス 2023 55 78
17 11 ウィーレジスタンス 2025 55 76
18 17 フローラルグリーン 2033 55 69

馬場指数:+0.40

枠連 1− 5¥   590  2人気
馬連 2− 9¥   660  2人気
ワイド  2− 9¥   260  1人気
 2− 6¥   270  2人気
 6− 9¥   320  3人気


 見た目にも荒れた京都コースの馬場指数は+0.40。いつもよりやや時計がかかる馬場であった。

 その馬場の中にあって、フローラルグリーンの逃げは玉砕的とも言える1000m通過・58秒4。結果、殿負け。また2番手追走したハローサンライズは14着。この2頭の結果も、このラップタイムを見ると致し方ないと思われる。この2頭を前に見ながら、テイエムオーシャンは3番手でレースを進め、そのスピードはゴールまで落ちなかった。算出された指数の109というのは驚異的と言うより、このサイトが始まってから算出された牝馬の最高値。エアグルーヴも、メジロドーベルも出せなかった指数を3歳時に出してしまった。2000mくらいの距離なら古馬相手でも通用する指数値なので、今後も楽しみな存在。だが余り高い指数を出すと反動が心配である。
 2着はまたしても追い込んで届かなかったローズバド。出走メンバー中最速の34秒6で上がってはいるものの、前を行くテイエムオーシャンが35秒4でまとめてしまっては届かないのも仕方ない。スタート直後躓き、大きく出遅れたのが影響したかも知れないが、今回ばかりは運がなかった。というより、元々運の無い馬なのだろう。
 3着はレディパステル。終始外々を通らされ、4角も大外を通らされたのが響いたか。最後は前を行く2頭と脚色が同じになってしまった。鞍上の乗り方も中途半端だった様に思う。

 結果的に3強が3着までに入り、馬券的には堅い結果になった。力関係が春と余り変わっていないと言うことだろうが、それにしてもこの高い指数には驚かされた。上位入着馬の今後のレース振りには注目である。


G1レース回顧に戻る      ホームに戻る