2001年 高松宮記念 レース回顧

着 順 馬 番 馬 名 タイム 斤 量 指 数
1 12 トロットスター 1084 57 97
2 13 ブラックホーク 1085 57 96
3 18 テネシーガール 1088 55 88
4 14 ダイワカーリアン 1088 57 92
5 7 メジロダーリング 1088 55 88
6 10 シンボリスウォード 1089 57 90
7 11 キーゴールド 1091 57 88
8 2 ダイタクヤマト 1092 57 86
9 1 ナムラマイカ 1093 55 81
10 3 タイキトレジャー 1093 57 85
11 6 ビーチフラッグ 1093 55 81
12 8 ゴールドティアラ 1093 55 81
13 16 ワシントンカラー 1093 57 85
14 17 ビハインドザマスク 1095 55 78
15 4 ビーマイナカヤマ 1097 57 79
16 15 ダンツキャスト 1098 57 78
17 5 テンパイ 1099 57 76
18 9 ユーワファルコン 1099 57 76

馬場指数:−1.48

枠連 6− 7¥   530  1人気
馬連12−13¥   590  1人気
ワイド 12−13¥   290  1人気
12−18¥ 6,540 56人気
13−18¥ 8,890 70人気


 少し雨が降ったとはいえ馬場状態は絶好で、馬場指数は−1.48と出た。これだけ馬場指数が良いと、レコードタイムに近い時計が出ないとなかなか良い指数は出ない。そんな良好な馬場の中でのペースは、前後半3F・33秒5−34秒9。スタートから2F目に10秒5の計時があるが、それ以外は全て11秒台。馬場状態とG1というレースの格から考えると、この数値はちょっと寂しい。ただ、ペース的にはややハイペースだったか。

 勝ち馬のトロットスターは道中9番手から4角外目の馬場の良いところを通り、メンバー中最速の34秒2の末脚で先行馬を一気に差しきった。この馬の一番の長所である末脚を遺憾なく発揮されては、他のメンバーには勝つ可能性はない。だが、勝ち馬の97という指数は、G1としては物足りない。
 2着はブラックホークだった。相変わらず競って弱いところを見せてくれたが、全盛期と比べてやや力が落ちていることも否めないだろう。勝ち馬とほぼ同じ位置からメンバー中2番目の34秒6という末脚を使っても、勝ち馬の決め手には敵わなかった。
 3着は伏兵のテネシーガール。先行して良く粘ったが、元々粘り腰のある逃げ馬なので、これくらい走ってもむしろ不思議のないくらいの感じである。だが、斤量に助けられた面もあり、指数的には88と低調。次走でも好走できるかどうかは、指数を見る限りは疑問である。
 人気のダイタクヤマトは8着だった。滑る様な馬場を気にしたのもあるだろうが、内側の少し荒れた部分を終始通らされてはこの結果も仕方ないか。内枠に入ったのも、運がなかったのだろう。

 G1としてはちょっと低調で、残念な結果になった。もうちょっとハイレベルな戦いをして欲しかったという感じがした。


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