2002年 桜花賞 レース回顧

着 順 馬 番 馬 名 タイム 斤 量 指 数
1 15 アローキャリー 1343 55 88
2 6 ブルーリッジリバー 1345 55 86
3 3 シャイニンルビー 1345 55 86
4 5 カネトシディザイア 1347 55 84
5 17 ヘルスウォール 1347 55 84
6 1 スマイルトゥモロー 1348 55 83
7 16 チャペルコンサート 1350 55 81
8 2 キョウワノコイビト 1350 55 81
9 7 オースミバーディー 1353 55 78
10 14 ツルマルグラマー 1353 55 78
11 8 オースミコスモ 1355 55 76
12 4 タムロチェリー 1356 55 74
13 12 サンターナズソング 1357 55 73
14 10 マチカネテマリウタ 1357 55 73
15 13 シェーンクライト 1362 55 68
16 18 サクセスビューティ 1363 55 67
17 9 アイノブリーズ 1364 55 66
18 11 ミスイロンデル 1367 55 63

馬場指数:−0.16

単勝  15¥ 4,290 13人気
複勝  15¥   950 13人気
枠連 3− 7¥ 4,820 20人気
馬連 6−15¥34,440 85人気
ワイド  6−15¥ 7,980 86人気
 3−15¥ 4,910 64人気
 3− 6¥ 1,620 15人気


 馬場指数は−0.16で、殆ど通常通りの馬場であった。ペースは前後半4F・46秒9−47秒4、1000m通過58秒5。やや速めの平均ペースといった所か。

 勝ったアローキャリーはいつもより控えめの道中2・3番手でレースを進め、直線に入るとアッと言う間に後続を突き放して快勝。池添騎手は初のG1制覇となった。だが戦前から言われた通り、レースのレベルは余り高くなく、指数も88と平凡だった。
 2着のブルーリッジリバーは13番手から4角捲り、直線でメンバー中最速の35秒1で追い込んだものの届かなかった。1600m以下しか経験していないが、息の長い末脚はもう少し距離が伸びても良い様に思う。
 人気のシャイニンルビーは3着がやっとだった。道中少しかかっていた様に、気性的に成長しないと今後も苦しい戦いが繰り返されるだろう。
 もう一頭の人気馬、オースミコスモは11着と大敗した。直線に入った所では良い位置にいたが、これから伸びるのかと思わせた所で失速した。何故負けたのかと不思議がる声もあったが、指数的にはこの馬の実力は出し切っている。現状では能力的に足りなかったのではないか。

 馬券的には大荒れになったが、アローキャリーのスピードはG1級である事は証明された。今後はマイル・スプリント路線を行くのか、それともオークスに向かうのか迷っている様だが、個人的にはこのスピードを生かすには2400mは長過ぎる様に思うが...


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