任意の地点・日時における太陽方位計算(日本限定)※2004年補正版(下記注参照)

場所と時間を入力して、その時の太陽の見える方向を計算します。
合わせて均時差等も表示します。

 

使用例)  真北を出すときの角度補正など

本来なら、その日の太陽南中時刻を調べてから、その時刻に現場に行き日影の方向を計測するのでしょうが、たまたまその時間に都合が悪かったり、曇っていたり、測定に手間取って時間が過ぎてしまったり、などなどうまくいかない事があります。

でも、任意時刻の太陽の方位がわかれば、好きな時間に日影を計って、計算によって真北が逆算できます。

計算といっても簡単で、ある時刻に現場で日影の方位を計ってきます。
そして下のフォームに、日影を計測した場所・日時を入力してその時の太陽方位を計算します。

太陽方位は真南を0度として東側がマイナス値、西側がプラス値の角度として出ます。(真東はマイナス90度)
計算結果がマイナス値だったら時計回りに、プラスなら反時計回りに日影の角度を回せば真北が出ます。

  例)計算結果がマイナス18度だったら、計測した日影の方位から時計回りに18度回転させた方位が真北

なお、任意の時刻と言っておきながらなんですが、早朝や夕方に計測するのは避けた方がよいと思います。
大気による光の屈折が無いともいえないからです。正午に近いほど影響を受けません。

※注意:ここの計算フォームは少なからず誤差が存在します。太陽の運行は規則正しいようで実は日々変化しています。今年の1月1日正午の太陽の方位と来年の1月1日正午の方位は同じではありません。ここでは毎年同じ結果が出るように平均的な計算をしていますので計算結果は概算値としてとらえてください。それぞれの年月日の精算値を知りたい場合は専門書で調べてください。
誤差の範囲がどれくらいなのかは詳しくは調べていませんが、1月から12月の各月1日の南中時刻を2003年の理科年表と比べたところ、プラスマイナス5秒以内に納まっていました。角度にして0.02度です。これは自分で思っていた以上の精度で、使用目的によっては十分実務に使えます。

2004年になって誤差が大きくなってしまいましたので、閏年の関係もあり補正を加えました。合わせて少々「計算上の」精度を上げました(計算結果の精度ではありません)。これにより今後は毎年その年に合わせて補正を加えることにしました。よって2004年以外の年の計算はできません。
なお計算誤差に関する補足ですが、「均時差」をとってみると、2003年ではプラスマイナス8秒程度の誤差があったのを確認しています。2004年では現在のところプラスマイナス7秒程度の誤差を確認しています。「南中時刻」もほぼ同等の誤差になります。もう少し精度を上げたいのですが・・・。

計算したい場所の緯度・経度と日時(日本標準時)を入力後、計算ボタンを押してください。
(すべて半角数字で入力)


場所   北緯 分   東経 

日付  

時刻  分  (6時〜18時)


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