赤羽駅近くを歩いていたら、窓から顔を出して、通りを眺めているおじさんがいた。 『変なオジさんだな、よっぽど暇なのかな...?』と思いながら近付いてみると、ムム?...何だコレは?! 蝋人形ではないか! パソコンの上に首だけが乗っている。 それにしても良くできている。 まるで生きているようだ。 たまたま通りかかったおばさんも「何か、気持ち悪いねェ」と言ってました。 |
ここは芸術集団「om(おん)」の事務所のようで、壁に貼られたポスターには「絵画・造形アーチスト、ミュージシャン、映像・舞台キャスト・スタッフを募集」と書いてあった。 舞台芸術に興味のある人は、ぜひ3907-3305に電話して下さい。
(99/5/8)
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中板橋駅近くの商店街(旧川越街道)に、真っ赤な扉の建物があった。 扉の脇には「板橋消防団 第五分団 防災資器材格納庫」と書かれており、鍵のかかった扉の、鉄格子の付いた窓の中を覗くと1台の消防ポンプが見えた。 この消防団倉庫は、コンクリート造りのがっしりした建物で、たとえ周りの建物が全焼するような大火事が起きても、この倉庫だけは焼け残るだろう。 | ||
この様な火災予防のシンボル的な建物があるだけでも、近所の人達も安心なのではないか。 そう言えば、消防署の建物には火災保険を掛けていないという話を聞いたことがある。
(99/8/8)
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台所用洗剤とナイロンスポンジの普及で、束子(たわし)を使う人が少なくなってきたようだが、天然の椰子(やし)の葉から作られた束子は地球に優しい家庭用品だ。 油で汚れた食器でも、束子ならば洗剤を使わなくともお湯だけで綺麗に落ちる。 一度試して欲しい。 昔から「亀の子束子」を作っているのが、この西尾商店だ。 以前はここに工場もあったのだが、今は事務所と倉庫だけになったようだ。 | |
最近では雑貨屋でも束子をあまり見かけなくなったが、西尾商店の並びにある雑貨屋の店先には、当然ながら亀の子束子が並べられていた。 | |
事務所入り口の所に何かが置いてあった。 植木鉢なのだが、その植木鉢の台が亀の子束子で作られた「亀」であった。 亀の子束子をまとめて亀の形に作ってある。 植木鉢に植えられているのは椰子なのだろうか? 椰子が東京で育つのだろうか? それとも椰子に似たシュロなのだろうか? (99/8/20)
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