王子の飛鳥山近くの路地で、非常に変わった木を見つけた。 太さ30cm、高さ10mくらいの真っ直ぐに伸びた木で、枝はなく、幹から直接葉が出ている。 口から直接歯が出ているタレントならTVでよくお目にかかる。 しかし、この木は確かに変わっている。 家に帰って、分厚い植物図鑑で調べてみた。 その昔沖縄に行ったとき、名前は忘れたが、幹に実をつけた木を見たことがある。 しかし、幹から葉が出ている木は、植物図鑑にも載っていない。 もしかすると、新種の植物を発見したのだろうか。 | |
別の角度から撮った写真をよく見ると... な・なんと、上の方には横に向かった枝...いや、棒があり、その棒には碍子(ガイシ)が付いている。 要するに、これは電信柱ではないか。 その電信柱に蔦(つた)がからまり、天辺までは葉に覆われていただけだった。 新種発見はぬか喜びだった。 (2000/07/02)
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JR埼京線の十条駅近くで、さらなる「巨木」を見付けた。 ある風呂屋の煙突のてっぺんまで、見事に蔦がからまっている。 これはまさに、高さが十数メートルにも達する巨木と言えるだろう。 (2001/06/17)
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校門前に小さな広場がある。 真ん中に3本の金属製の円筒があり、その周りのタイルには抽象的なモザイク模様が描かれている。 タイル模様だけを見ても、何を描いたのか分からない。 | |
実はこの「模様」は「だまし絵」で、中央の円筒に映った像が正常な形に見えるよう、周りのモザイクは歪んで描かれている。 円筒には蝶々・トンボ・雀の姿が現れる。 この広場は「緑のデザイン賞・建設大臣賞」を受賞している。 (2000/07/16)
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