城北シーン(2)

東京の城北地区(板橋・北・豊島ほか)の風景をご紹介します。

 

小さな富士山「池袋富士塚」    氷川神社 豊島区池袋本町3-14
古来より富士山は信仰の対象だった。江戸時代には冨士講と呼ばれる信仰の集まりが多く出来た。富士塚は富士登拝が出来ない人のために作られたミニチュアの富士山だ。

富士塚(1)
富士塚(2)

池袋本町の氷川神社にある富士塚は明治45年(1912)に作られた。塚の高さは約5mで、表面は富士山の黒ボク石(溶岩塊)で覆われている。頂上までジグザグの登山道が造られているが、現在は立入禁止となっている。

この神社の境内には土俵もあり、幼稚園児〜中学生による青少年相撲大会も開かれる。

(98/07/18)


 

日本一の煙突    豊島清掃工場 豊島区上池袋2-5
日本一の煙突 かつて「池袋マンモスプール&スケートセンター」があった場所に建設中の豊島清掃工場の煙突は、高さが230mで、もちろん日本一。近くにあるサンシャイン60(220m)に煙がかからないように、同ビルより10メートルほど高くした。

炭坑節ではないけれど。あんまり煙突が高いと、お月さまが煙たがるのでは?

(98/07/18)


 

地下鉄のある高校    昭和鉄道高校 豊島区池袋本町2-3
幼稚園の庭に機関車の形をした遊び道具があるのはよく見かけるが、豊島区池袋本町にある昭和鉄道高校には、本物の蒸気機関車や地下鉄の車両が置いてある。

昭和鉄道高校(2)
昭和鉄道高校(1)

これは授業で使うための教材なのだろうか?
それとも単なる大きなコレクションなのだろうか?

(98/07/18)


 

(雑司ヶ谷)鬼子母神    豊島区雑司が谷1-15  都電荒川線「鬼子母神前」より徒歩3分
鬼子母神 インドの鬼神「鬼子母神」は千人もの子供がありながら、他人の子供を殺して食べていた。仏は最愛の末子「愛奴」を隠してこれを戒めた。仏に帰依した鬼子母神は求児・安産・育児の神として信仰されている。
鬼子母神の売店 境内にある売店は駄菓子屋の雰囲気で、ススキで作った名物の「みみずく人形」を売っている。 みみずく人形

(98/07/25)


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