清掃トラックよるゴミ収集方式になる前までは、どこの家の前にも「ゴミ箱」が置かれていた。 各家庭から出るゴミは、その家のゴミ箱に入れられ、籠を担いだ清掃員が一軒一軒を集めて廻っていた。 |
昭和30年代までは木製のゴミ箱が使われていた。 その後に登場した丈夫なコンクリート製は、壊すのも、捨てるのも大変で、今でも使っている家庭があるようだ。 豊島区の長崎で、そんな家を見つけた。 何を入れているのか興味があったが、さすがに他人様のゴミ箱を覗き込むのは・・・
(2000/10/22)
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本郷の菊坂あたりを歩いていたら、崖の上に大きな木造の建物が見えた。 三階建てのずいぶん大きな建物で、しかも非常に古い。 アパートのような作りだ。 ぐるりと廻ってみると、この建物は坂道に沿って建てられていて、坂下の部分に積まれたレンガが時代を感じさせる。 正面に出てみると「本郷館」と書かれていた。 旅館? この辺りには旅館が多いが、いくら何でも古すぎる。 | ||
玄関脇には自転車が並んでおり、生活の臭いがする。 内を覗いてみたかったが、「関係者以外の立ち入りはお断り」の貼り紙があったので諦めた。 おそらく、興味本位で入り込む者がいて、住人が迷惑しているのだろう。 後で調べてみたら、この本郷館は明治38年(1905年)に建てられた下宿屋で、古さの点では、まさに文化財級の建物だ。 どんな人達が住んでいるのだろうか...興味は尽きない。 (2001/01/08)
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