ULFNBK.EXEを削除した場合の復旧方法

2002/02/08
以下の操作で入力する文字は、大・小文字を区別しません。("d:\win98"="D:\WIN98")
以下の方法は、Sulfnbk.exe以外のWindowsファイルを誤って削除した場合や、ファイルが壊れた場合の復旧にも使えます。



Windows 98 の場合

1.「スタート」→「ファイル名を指定して実行」をクリックし、"SFC"と入力して「OK」をクリック
ファイル名を指定して実効

2.「インストールディスクからファイルを1つ抽出する」に"C:\Windows\Command\Sulfnbk.exe"と入力し、「開始」をクリック
ファイルを抽出

3.Windows98のインストールCDをCD-ROMにセット

「復元の選択」で、"D:\Win98"を指定。("D:\Win98"の"D"にはCD-ROMドライブのアルファベットが入れる)

プレインストール版PCで、Windows98のインストールCDが無い場合は、Windows Cabファイルまでのパス(C:\Windows\Options\Cabs)を入力して下さい。 ただし復元できない事例もあり、その場合は下記の「奥の手」を使って下さい。

「OK」をクリック
OKをクリック

5.以下のメッセージが出れば終了
終了メッセージ



・奥の手(Windows 98用)
 以下の方法で、Sulfnbk.exe (作成日1999/5/5、サイズ44KB)をダウンロードして、C:\Windows\Commandに保存する。
 1.Sulfnbk.exe をマウスボタンでクリックする
 2.「対象をファイルに保存」を選択する
 3.適当なフォルダ(覚えておく)に保存する
 4.エクスプローラで、保存したフォルダを開き、ファイルをボタンでドラッグする
 5.C:\Windows\Command にドロップする
 6.「ここに移動」を選択する
注意:このファイルは、Windows ME には使えません。おそらく。



Windows ME の場合

1.「スタート」→「ファイル名を指定して実行」をクリック、"MSCONFIG"と入力し「実行」
2.全般タブの「ファイルの抽出」ボタンをクリック
3.「復元するシステムファイルを指定して下さい」フィールドに、”C:\WINDOWS\COMMAND\SULFNBK.EXE”と入力し「開始」
4.「復元元」フィールドで、WINDOWS CABファイルまでのパス(C:\WINDOWS\OPTIONS\INSTALL)を入力
5.「OK」をクリック
6.「ファイルの抽出が完了しました」のメッセージが出れば終了



削除したファイルを復旧するツール

 ファイルを削除した直後であれば、「復元」(Windows 95/98/Me/NT/2000用) というフリーソフトを使えば、ゴミ箱から削除したファイルでも復旧させることが出来ます。

 ファイルの「削除」は、FAT(ファイル管理テーブル)から名前を消すだけで、実際のファイル本体は削除しません。 このため、ファイルが存在した部分(ディスク上のクラスタ)が、他のファイルによって上書きされるまでは、そのまま残っています。 削除してから時間が経っている場合は、ファイルのあった部分に別のファイルが書き込まれている可能性が高く、復旧は期待できません。



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