不明解略語辞典 入力要領等
- 一般事項
- 項目記載方法
略語(シフトJIS)/フルスペル(JIS7ビット)/説明文(シフトJIS)の順です。同一の略語で異なる意味を持つ場合は、フルスペルと説明文のみを繰り返します。
- 未記入項目
気づいた項目からは極力削除しましたが、フルスペル欄に?が含まれる場合、及び訳語欄が空白の場合は、調査時点で不明だったモノです。ご存じの方はぜひご報告ください。
未収録、あるいは内容がおかしいと思える単語の質問等が有りましたら、メールで受け付けますので、判ったもので必要性が高いと思われるものから、順次加除整理していきたいと思いますが、掲載の是非について一任頂けない場合はご遠慮ください。
- 記載順序
原則としてアルファベット順です。アルファベット以外の取扱は以下のとおりとします。
- 同じ読みで大文字と小文字が含まれる場合は、大文字を前に。
例 MACとMacなら、MACが前に。
- 略語中に記号が含まれる場合、まず記号を無視してアルファベット順に。記号以外が同じならば、記号の含まれないものを前に。
例 CPMとCP/Mなら、CPMが前に。
- 数字が含まれる場合は、数字を前に。
例 F−1とFAなら、F−1が前に。
- 訳語内容
原則として日本語にすべきですが、外来語として日本語化しているものや、翻訳が不適当、あるいは編集長が理解できていないものはカタカナ表記としました。
- 記号用法
- ( )の用法について
( )で囲まれる範囲は、使用してもしなくてもよいものです。
例 MT:Magnetic Tape(recorder) は、
- Magnetic Tape
- Magnetic Taperecorder
の、どちらもあるという意味です。
- [ ]の用法について
[ ]で囲まれる範囲は前述の単語と置き換えることができます。
例 IPL:Initial Program Loader [ Loading ] は、
- Initial Program Loader
- Initial Program Loading
の、どちらもあるという意味です。
- 変音記号等
- ダイアクリティカルマーク
- インターネット版作成以前の状況
ドイツ語やフランス語などで用いられる変音記号は、本来はそのまま使用するべきですが、紙製の初版作成時にシフトJISコードを使用した都合から、現在ほとんど省略したままとなっております。これらは、ドイツ語のウムラウトのように英語用タイプライタで入力する方法が見つかりしだい編集・再入力し、この欄に代替え方式を掲載することとします。ただし、一旦は無視して入力したために、この欄に代用法を掲載していても本文が修正されているとは限りません。
記号名等 | 本略語辞典での表記 |
(独) | ウムラウト | eを追加 |
(独) | エスツェット | ssに置き換え |
(仏) | セディーユ | cの下に*を付加 |
- インターネット版初版公開後の、増補対応方針
1996年の公開当初の時代はHTMLの機能が限定的であったこと、拡張機能には対応しないブラウザも有ったことなどから、シフトJISコードのみで表現できる内容に特化・限定していました。しかし、2006年現在では皆無とまでは言わないまでも、それらの環境は圧倒的な少数派となっているものと考え、気づいた範囲から順次改訂する方向で作業を行うこととしました。ただし、一旦は無視して入力した時代があり、また代替え措置にて入力した語もあることから容易には判別しづらいため、対応は相当遅くなるものと考えております。
記号名等 | 本略語辞典での表記 |
(独) | ウムラウト | Ä Ü Ö ä ü ö |
(独) | エスツェット | ß |
(仏) | セディーユ | ç |
(仏) | アクサングラーブ | À È Ù à è ù |
(仏) | アクサンテギュ | É é |
(仏) | アクサンシルコンフレックス | Â Ê Î Ô Û â ê î ô û |
(仏) | トレマ | Ë Ï Ü ë ï ü |
(西) | ティルダ | ñ |
(西) | アセント | á é í ó ú |
- スクリプト文字
- インターネット版作成以前の状況
本来は、スクリプト文字(例えば、「平方メートル」なら「m」の右肩に付ける小さな数字の「2」など)をそのまま使用するべきですが、変音記号同様シフトJISコードを使用する都合から、単純に文字をその数だけ増やして表示しているので、注意してください。
- インターネット版初版公開後の、増補対応方針
ブラウザによってはスクリプト文字を表示することができるため、対応することとしました。非対応のブラウザも考慮し、語順の取扱はスクリプト文字に使用されているものを、通常文字と解釈して収録してあります。
例 I2LとIAなら、I2Lが前に。
また、インターネット版作成前に入力したものは、発見次第スクリプト方式へと修正(掲載位置の変更も含めて)しますが、収録語追加作業を優先していますので、作業が遅れることについては、あらかじめご了承ください。
- 略語の組合せによる略語
- インターネット版作成以前の状況
略語に数個の単語を追加して略語としたものや、略語同士の組合せで構成される略語のフルスペルは、理解できると思われる範囲で略語のままとしています。この場合、元となる略語はその項目で別途記載します。
- インターネット版初版公開後の、増補対応方針
ブロードバンドの普及に伴って、少々文字数が増えても問題ないと考えましたので、略語同士の組合せで構成される略語も、気づいたものからフルスペル表示へと修正しています。
- 日本語の省略
収録語数の増加に伴い、ファイルサイズが増大してきました。ブロードバンドが普及したとはいえ、理解に支障のない省略は効果的と考えております。そこで、以下の用語は省略して入力することとしました。
正式名称等 | 本略語辞典での表記 |
株式会社 | (株) |
有限会社 | (有) |
財団法人 | (財) |
社団法人 | (社) |
独立行政法人 | (独法) |
国際連合 | 国連 |
正式国名等 | 本略語辞典での表記 |
アメリカ合衆国 | (米) |
イギリス | (英) |
イタリア | (伊) |
インド | (印) |
スペイン | (西) |
オーストラリア | (豪) |
オランダ | (蘭) |
旧ソビエト社会主義共和国連邦 | (旧ソ連) |
大韓民国 | (韓) |
中華人民共和国 | (中) |
ドイツ | (独) |
旧東ドイツ | (旧東独) |
旧西ドイツ | (旧西独) |
フランス | (仏) |
ロシア | (露) |
台湾 | (台) |
- 誤字脱字について
誤字脱字などはすべて皆さんでデバッグし、編集長にメールで報告しましょう【笑】
- その他
- ?の記号について
?がついている語は、正しいという保証が全くないものです。これは、他の単語が正しいという意味ではないことには、十分注意すべきです【笑】
- 略語の追加について
この辞典の拡張作業は、基本的に一人で実施しております。よって、作業には限度が有ります。仕事柄、新技術等の文献や宣伝を目にする機会は多く、気づいたものから収録してはおりますが、努力の範囲外の未掲載略語や不十分な項目は、未収録単語や誤字脱字の報告メールをもとに作業します。無理に作成されても困りますが、いい報告が有れば順次掲載します。
ただ、略語だけ(フルスペルと訳語の両方が不明と)報告を頂いても、結局私の調査期間が必要となりますので、すぐに載せるのは無理です。収録語数が増えることは私にとってもメリットですので、一旦は調査していますが(訳語がしっかりしていれば調査が容易になります)、未記入項目を含めたまま掲載することはしておりませんので、googleで判らない程度の調査不能となれば、そのまま放置する可能性は極めて高いとお考えください(厳密には、非公開の調査中ファイルに保存します。常時1千数百項目程度の、不完全情報が手元にあります。)。
いずれにせよ、報告された略語を改訂版に掲載するかどうかは、最後は私が独断で決めます。改訂版は不定期ですが、少なくとも月に1回は差し替えているつもりです。
- 初版の編集長・編集員・協力者のほとんどが、工学部電子工学科に在籍していたため、その方面の内容が異常に多く含まれています。また、編集長の趣味から軍事用語が多く含まれています。
- 事柄の性質上、登録商標も少なからず含まれていますが、特に文面上必要な場合以外は明示していません。
- 本書の内容については保証できません。各自の責任で使用してください。
- 2000年11月現在の収録略語を元に、(株)リアルコミュニケーションズさんのご厚意で、K−SQUAREにて、オフラインでも使用できるエクセルデータ及びCSVデータに変換したものを有料出品していました。既にサイトが閉鎖されておりますので、ご入り用の方はご連絡ください。正直、無償公開している情報を編集しただけのものが、100円とはいえ、50件以上も売れるとは思っていませんでした。
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