お薦めワインコーナー


 よくパソコン関係の質問を受けるのですが、最近は時々ワインの質問を受けるようになってきました。まぁ、日本人の平均ワイン消費量の10倍以上を飲んでいるからかも知れませんが【笑】 もっとも、以前のワインは売る側が高級イメージを持たせていたせいもあって普及しなかったのでしょうけど、最近はそこそこの味で安いワインが多く売られるようになってきましたので、それほど高級なイメージを持たない人も増えてきたとは思います。
 ということで、私なりの6本を紹介します。1千円以下が1本、2千円以下が4本、3千円以下が1本あります。生産国はフランス、ドイツ、イタリア、オーストラリアです。ただし、いずれの銘柄も、大きめのワインコーナーを設けているデパートでも常時在庫があるという代物ではありません。そこはご勘弁ください。
 画像データが不用意に大きくなるのは良くないと考えているので、このページ内でのラベルは小さくしてあります。それでは詳細がわかりませんので、興味を持たれた方はラベル面をクリックすれば、もっと大きくなラベルと簡単な説明が見られるようになっています。

白ワイン 赤ワイン スパークリング
お薦め白ワイン−1 お薦め赤ワイン−1 お薦めスパークリングワイン−1
お薦め白ワイン−2 お薦め赤ワイン−2 お薦めスパークリングワイン−2
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 以下は、どうでもいいことかも知れません【笑】

 フランスワインは有名ですが、実は世界の生産量ではフランスは2位です。第1位は意外かもしれませんが、スペインなんですな。また、最近はオーストラリアとチリが日本の店頭で多く見かけるようになってきました。いずれも南半球ですが、緯度が良いので、作付けが半年ずれるコトを無視すればヨーロッパと比べて遜色無いものが増えてきたとかで、販売側の意識が上がってます。とはいえ、老舗はやはりヨーロッパなので、ヨーロッパ産と同じぐらいの味なら日本の店頭で1千円ぐらいは安く買えるので、南半球産を試してみるのは、かなり面白いです。

 それにしても、デパートの店頭で千円を切る輸入ワインが増えてきましたが、現地で買い付けて、飛行機か船で運んで、輸入関税を納めて、デパートに卸して、なおかつ千円で販売できることを考えると、現地価格は相当安いわけで、従来の高級品イメージ戦略は、小量しか売れないという事情を考慮しても、結構いい商売だったように思います。店頭で1万円ほどのドイツ産アイスヴァインクラスでも、現地ではレート換算で2千円しないものも結構あるそうですから、値段に不満が有れば個人輸入という手はかなりの防衛策でしょうね。もっとも、日本酒の地酒同様、製造元や小売店などの販売元を探し出して、現地語(フランス語やドイツ語)で申し込む手間ひまを考えると、英語以上に言語の壁が強力な気もするので、私は知った店で買うことにしてます。
 そう考えてみれば日本酒や日本製ビールは相当割高なのかも知れませんが、こっちの方は有権者に問題があるので、やむを得ないのかとも思ったりもします。

 戯れ言はこの程度にして、フランスはワイン生産量で世界第2位を誇るだけあって、おびただしい種類のワインが有るのですが、ライトボディとなると日本の店頭ではあまり見かけません。本国なら多いのかどうかは調べてませんが、ワインの紹介本を見ても種類は少ないですし、店員などに相談しても、比較的重いのがフランスだという印象を持ってる人が多いようです。その中でも、比較的軽かったものをたまに買ってみたりもしますが、前述の理由からか、軽い赤ワインはフランス以外の方が入手しやすいのも確かです。そういう意味でも、南半球モノは試す価値有りといえましょう。

 一方、白ワインですが、個人的には赤よりも白の方が好きです。「肉には赤、魚には白」というのを聞いたコトがある人も多いでしょう。赤ワインに含まれる、葡萄の皮の渋みがステーキに合うという気がしてますので総論的にはそうだと思ってますが、結局は好きなモノを飲めばいいので、私は肉料理でも白を飲むこともあれば、魚料理でも赤を飲むこともあります。ラーメン食べながら赤とか【笑】、ある種のワイン通の人から見たら邪道と言える飲み方をしているはずです。
 実際のところメインにはビールを飲んでますし【笑】、個人的にはビールが合わない食事はほとんど覚えがありません。これに比べて、ワインは赤の重い・軽い、白では辛口・甘口の差によって食事との相性が露骨で、色よりも味で選んだ方が良いと思います。そういう意味では、無料で試飲させてくれるデパートで買う方が、結局は良かったりします。

 前置きが長くなりましたが、白ワインは甘口が好きです。料理と共に味わう辛口もいいのですが、デザートワインにもなる甘口の方が私は好きです。そのせいもあって、甘口が入手しやすいドイツ産を多く飲んでます。ドイツのワイン法でいうカビネットかシュペトレーゼだと、やみくもに買っても悪くないのが多く、銘柄指定しない時はこのあたりのランクを買ってます。価格も1〜2千円がほとんどです。
 もう少し高価なアウスレーゼクラスになると、さらに甘口になってきますので、食事中に飲むならもう少し辛目、リースリングのカビネットぐらいが良いと思います。QbAより辛目になりがちな、さらに下の安価なランクもあるのですが、日本の店頭ではまだあまり見かけませんね。ですから、もっと辛口を求める時はフランス産かイタリア産の方が良いと思います。両国産の場合は、ドイツ産と同じぐらいの価格で辛口の入手が容易です。


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