リッチクライアント版郵便番号検索 (ASP.NETで作る - その3)

機能概要

• 郵便番号を入れると住所を表示する。
• Webサービスを利用している。

ステップ1(Webサービス作成)

• Visual Studio .net を起動し、「ASP.NETで作る - その1」のPostalCodeソリューションを開く。
• ファイルメニューの新しい項目の追加を選ぶ。 Webサービスを選ぶ。 ファイル名をService1.asmxにして、OKを押す。
• Service1.asmxのデザイン画面右クリックし、コードの表示を選ぶ。（デザイン画面は閉じてよい。）
• クラスService1に以下のメンバを追加する。

  		[WebMethod]
  		public string Address(int zipcode)
  		{
  			PostData pd = PostData.Instance(Server);
  			ArrayList a = pd.GetTownData(zipcode);
  			if (a == null) return "無効な番号です";
  			TownData tw = (TownData)a[0];
  			CityData ct = tw.Parent;
  			PrefData pf = ct.Parent;
  			return pf.Value + ct.Value + tw.Value;
  		}
  				

• コンパイルしてエラーがないことを確認する。

ステップ2(Windowsアプリケーション作成)

• ファイルメニューの新規作成のプロジェクトを選ぶ。 Visual C# プロジェクトを選び、 Windowsアプリケーションを選ぶ。 プロジェクト名をWinPostalCodeにして、ソリューションに追加を選んでOKを押す。
• ソリューションエクスプローラでWinPostalCodeを選択し、右クリックで現われるメニューの スタートアッププロジェクトに設定を選ぶ。
• プロジェクトメニューのWeb参照の追加を選び、ローカル コンピュータの Web サービスを クリックする。URLがhttp://localhost/PostalCode/Service1.asmxのサービスをクリックする。 参照の追加ボタンを押す。
• 実行画面を参考にし、Form1.csのデザイン画面で、2つのラベルと1つのテキストボックスと1つのボタンを追加する。 コントロール名はデフォルトのままでよい。プロパティTextはそれぞれ、郵便番号、住所、1000000、検索とする。
• button1をダブルクリックし、下記の様に修正する。

  		private void button1_Click(object sender, System.EventArgs e)
  		{
  			WinPostalCode.localhost.Service1 srv = new WinPostalCode.localhost.Service1();
  			label1.Text = srv.Address(int.Parse(textBox1.Text));
  		}
  				

• 実行して、検索ボタンを押し、住所が表示されることを確認する。
• サンプル： Service1.asmx、 Service1.asmx.cs、 Form1.cs。