## 地震と潮汐力の関係 ##

阪神大震災の夜、燃える神戸の街に昇る満月の画像を見て、もしや,と地震の発生時刻の月と太陽の方向を調べたら、太陽が地球に近く(近日点)、1年の内で月と太陽の潮汐力が最も大きく作用する時期の日出/月没の1時間前でした. トルコ日食の直後にトルコで大地震が発生したのも印象的でした.

以来,地震が起きる度に月と太陽の方向を調べていますが,かなりの確率で地震の発生時刻が満月か新月の月出・月入の時刻に一致しています.

地球は海水だけでなく地殻も月と太陽の潮汐力によって周期的に歪みを生じています.

潮汐力は地震の主因ではないけれどトリガーになっているケースが多いと考えています.


潮汐力が地震のトリガーとなる原理をグラフで示しました.





十勝沖で大きな地震が起きました。やはり潮汐力が東西方向に大きく作用する新月の月の出時刻頃に発生したものです。下図は、地震発生時刻の十勝沖での天文シミュレーションです。全体図は、こちら.(戻るときはブラウザの「戻る」でお戻りください)大きな地震の起きた時刻の地平線を示しています。月の出の時刻頃に地震が発生したことが読みとれると思います。 その後の大きな余震も月の出、月の入時刻近辺に起きています。[2003-9-26]



宮城の沖でM7.0の大きな地震がありました。ステラナビゲータで調べたところ、日没直前で地平線の下に新月前の細い月のある状況でした。やはり太陽・月の潮汐力が水平方向に強く働く状況でした。[2003-05-26]



トルコで大きな地震がありました。ステラナビゲータで調べたところ、やはり新月でした。下図は、地震2時間半後の様子です。太陽のすぐ傍にまさに新月の月がいます。潮汐力がトリガーとなった典型例と言えるでしょう。[2003-05-01]



1946年の南海地震(M8.0)の時(30分後)の月の方向です.新月近くの細い月ですので,地平線のすぐ下には太陽もいます.そして,惑星直列っぽく木星や金星まで集まっています.


ペルーで2001-6-24に大きな地震がありました.例によってステラナビゲータでのシミュレーションです.数日前に皆既日食があったばかりですから、もちろん月と太陽は近い方向に見えます.それよりも,皆既日食の直下のアフリカから地球上で90度離れた位置にあった(潮汐力によって東西方向に引っ張られる位置の)ペルーで地震が起きたことにも注目したいと思います.ちなみに,震源近くのペルー海溝は、北西−南東方向にはしっています.[2001-6-25]



私の生まれ故郷に近い広島・安芸灘で大きな地震がありました.例によってステラナビゲータでシミュレーションしましたが,新月で南西の中空に太陽と月が僅か11度の離角で並ぶ状況でした.つまり月と太陽の引力がほぼ同じ方向から働き、合力ベクトルが大きい状況でした.やはり,月の潮汐力がきっかけになっていると考えざるを得ません.この時の月の方向が地震の起きた領域のプレート境界面の歪みの方向を示唆していると思われます.[2001-3-25]

1月26日にインドで大地震が発生しました.例によってステラナビゲータでシミュレーションした結果が下図です.地震の発生時刻はインド・グジャラート州での月の出の時刻にピッタリと合致しています.しかも,新月近くで太陽高度も15度であり,両者による潮汐力のベクトルが重畳される時期でした.今回も「月の潮汐力地震トリガー説」を裏付けるケースとなりました.[2001-2-3]

今日、13時30分に鳥取でM7.3の大きな地震が有りました。勤めから帰宅して、ニュースを見た後で、ステラナビゲータで「さて、地震の起きた時に月がどの方向にあったのかな?」と天文シミュレーションしたところ、「やはり!」月は東南東の方向の地平線から顔を出したばかりでした。即ち、阪神大震災の時と全く同じ様に月によって水平方向に潮汐力が作用する時刻に地震が起きた訳です。 シミュレーション画面を見ながら鳥肌が立ちました。やはり、月の引力は侮れません。[2000-10-6]

満月(8/15)過ぎのここ数日、地震や火山活動の地殻活動が活発です。やはり目立つ現象が生じているのは、正午近くと深夜近くの満月の潮汐力が鉛直方向に作用する時間帯に集中しております。[2000-8-18]

伊豆諸島の地震と月との関係が今日の朝日新聞の夕刊に紹介されていましたね。やはり、天体の潮汐力は侮れませんね。[2000-7-14]

2000年6月になってから、各地で地震が起きています。 いずれも新月近くの朝(6:00頃)か夕(18:00頃)に起きていることが気になります。 阪神大震災は、満月の朝(5:46)に発生しました。 要するに,これらの地震は,月と太陽による潮汐力が水平方向に大きく作用する時期/時間帯に起きている訳です。 地震エネルギーの蓄積の速度は,ひじょうにゆっくりとした長周期変動でしょうから,潮汐力の影響は僅かであっても,その年変化/月変化/日変化のサイクルのピークにおいて最初に限界を越えてズルっと滑ってしまう可能性が大きいのかも知れません。 でも、関東大震災について調べてみたところ,新月でも満月でもありませんでした。 関東付近の地殻変動の方向ベクトルと天体による潮汐力のベクトルの内積が最大になる時期を調べてみる必要がありそうです。 今年は,惑星が直列に近い配置になっていますし...。(但し、惑星からの引力による潮汐力の影響は、ごくごく微々たるものです。)[2000-6-8]



調べてみると、地震の専門家で月の潮汐力の影響に着目して研究されている方も沢山いらっしゃいます。でも、地震の度に天文シミュレーションをしてきての実感ですが、かなり明確に地震のトリガーとして影響があると言えそうですので、もっと声高に言っても良いように思います。(いたずらに満月や新月を恐れる必要はないですが...)
地殻の歪みが蓄積してきたことがFM電波などの他の手段で予測され、「近々、地震が起きる可能性大」とアナウンスされたときに、天文シミュレーションによって「X月Y日のZ時頃に地震が発生する可能性が一番高い」と直近に予測することが可能かも知れません。