98年8月前半の日記


 8月15日
 「書くこといろいろ(笑)」

 考えることはいっぱいだ。毎日忙しい。毎日忙しいことはいいことだと思うのだが、こう忙しいと体に悪い。でも、精進の日々だ。そう思うことで、少しだけまぎわらせることにしよう。

 土曜日の朝に、結構いい番組がNHKでやっていることはご存じだろうか?主に絵を描いているアーティストの制作風景を1回30分で見せるというものだ。いつでも見ているというわけではないが、楽しみにしていることは事実だ。非常にいい感じだ。どうしてそういう作品を作るのかと言うことが分かってくる。作品を作る人の作品を作るという事に対する情熱のようなものが分かって精神的にいいのだ。

 自分は絵を描いたりすることはないので、直接的にどうということはないのだが、私自身としては、いい感じだ。どうして、何を作ろうとするのかという、スピリットの部分を見ていると、自分に勇気が出るというか、どうしていったらいいのかという指針みたいなものを感じてしまうのだ。

 とある画家がこんな事を言っていた。毎日が精進だ…。そして、自分が有名になることではなくて、自分の作品が有名な素晴らしい画家の絵に近づくことが目標なんだと。そして、自分が思ったものを書きたいと。へぇ、そういう事を考えている人っているんだなぁと関心というか、同感した。
 8月5日
 「字を書く」

 最近、高校時代の後輩の作品展を見に行くチャンスがあった。で、感想はすごくよかった。作品がよかったという事ではなくて、それもあるんだけど、あの感覚をまた感じられたというのはいいことでした。実際に、一緒にやらせて欲しいと感じる人達もいて、刺激的でした。

 私なんかは、すごくよかったんだけどね。おもしろかったのは、まったくコンピューターというのが介在していなかったこと。(大爆笑)。要するに、手工業なんですよね。鉄を使ってという人と、ガラスの人。そして、手で書いた絵本。最後は食べられるクッキー。どれもがお手製で、ワンメイク。複製不可という感じなんですよね(全く不可ではない)。不思議なことですけど、そうなんですよね。自分がやっていることだと、複製不可というのではなくて、複製するために作っているという感じか多いですね。というか、アン・ドゥーがきくというか。いつでもやり直しが、可という感じですね。不思議なことですけど。

 一発勝負というのがないんですよね。まぁ、キーボードとマウスで何度でもやり直しがきくというのが普通の環境だったりするので。気合いが入らないんだよね。そういう事はよくないことですよ、やっぱり。よくないなんていっちゃうと本当はまずいんだろうけどね。ライブで証明すればいいんだけど、一発の入魂を。

 でも、一緒に何かやりたいという気分でいっぱいですね。そんな作品展でした。
 8月2日
 「仕事しています」

 今でも仕事しています。
copyright:MASAAKI FUKUSHIMA
To top Page