98年8月後半の日記


8月24日
 「新しいところでの仕事始まる」

 不安と期待がいっぱいな中(大爆笑)、新しい仕事場での仕事か着々と始まっている。という事で今日が初日。単純に言って、馬鹿な人達をまだ約1ヶ月にわたって相手にしないといけないと言うことはただの苦痛でしかない。という事で、苦労倍増。まぁ、そうはいっても、これからは毎日のようにそういう人達顔を会わせなくてはいけないので大変だ。

 これからは、またぺーぺーの毎日で幸せだ。本当に、そうだといいんだが(笑)。

 新しい生活が始まったといっても、今までにも経験があって、たいしたことはない。新しいだけではなくて、大変なことばかりだ。開所式はあるし。面倒この上ない。そういう面倒なことは出来るだけ避けたいものだ。しかし、これも通過儀礼だと思って、精進あるのみだ。また、1から何もかもを作らなくてはいけない。私は特別にこれといって積極的には参加しないつもりだが、周りがどう動くのかというのをゆっくりと見て見定めたいものだと思っている。
 8月16日
 「お芝居をみた」

 実は、先日お芝居を見た。感想。「うーーーん」というもの。

 内容としては、すごくよかったと思っている。というのも、単純にいいシナリオだった。でも、何か変。というのも、きっと演出なんだと思ってしまった。演出が悪いのか?いや、作品が難しすぎるという感じだ。人の心を描くようなものって、ものすごく難しいと、私は思っている。そして、お芝居自体が、ものすごく見せ場があったりして、その見せ場をどれだけ前に出して、それ以外をどの程度退くのかという事を考えると、ものすごく考えてしまう。その、具合の問題だ。

 結構内容的に崖っぷちになってしまうような、この後どうするんだろうと…とこっちが考えてしまうような展開が2回くらいかなあって、こっちも観ているだけで緊張した。で、その場面の展開方法としては、別に特別な方法ではなくて、ぱっと切り替わって納得がないまま、流されるというか押されてしまうのだ。別にそれでもいいんだけど。ちょっと考えちゃうかなぁ。

 シナリオの持つ矛盾点を解決するのが演出でもあるのではないかと思うんですが、そういう点では、解決していないというか、矛盾がよりいっそう深くなっているだけなのではないかと思ったのでした。

 役者さんはなかなかよくて、そういう意味では問題はなかった感じですね。それは、よかったんだけどねぇ…。まぁ、人の心を描くという事は難しいことですよね。
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