Giles Giles & Fripp 1967-1968

1967
May Michael GilesPeter GilesTrendsetters Ltd にて '648月から'675月まで活動
August 828日、The Beacon Hotelの楽団員だったRobert FrippGiles兄弟と合流。
Giles Giles & Frippの誕生。
September The Beacon Hotelの地下室にてPeter Giles所有のRevox F36を使用して初めてのプライベートレコーディングを行う。
Al Kirtleyというピアノプレイヤーが参加。
(HYPOCRITEのみ録音)
October 1016日にGiles Giles & FrippLondon 93A Brondesbury Roadに居を構える。
ここがGiles Giles & Frippの活動拠点となる。
1017日からLa Dolce Vitaにてピアノ/アコーディオンプレイヤーのDoug WardとともにSOHO GIG開始。
Peter Gilesにより、London 93A Brondesbury Roadの部屋にプライベートレコーディングスタジオが作られる。
録音は、Peter Giles所有のRevox F36を使用。
ドラム専用のブースもあったらしい。
'Metaphormosis'収録の曲の殆どは、このスタジオで録音されたもの。
しかし、La Dolce Vitaでの仕事は、Doug Wardの交通事故の為、下ろされてしまう。
November イタリア人シンガーのバッキングとしてLa Dolce Notteにて114日までGIGを続ける。
しかし、この仕事の後、失業状態となり、失業手当で生活を送る事となる。
だが、Decca RecordsPeter Shellyと接触、レコーディングの可能性を探る。
1968
February スタジオでのテストと幾たびかのミーティングの後、214日にDeccaとのレコーディング契約を結ぶ。
Deccaからアドバンスとして£750が支払われる。
Decca No.2スタジオにて226日から318日まで、ファーストアルバム'The Cheerful Insanity of Giles Giles & Fripp'のレコーディングを行う。
May 510日に'One In A Million/Newly Weds'のカップリングでシングル発売。
June 61日発売のMelodey MekerJudy Dybleのメンバー募集広告が掲載される。
Peter Gilesが連絡をし、Judyと共に当時の恋人であったIan McDonaldが合流。
後にIanの作曲パートナーであったPeter Sinfieldも合流。
July 期日は不明だが、この頃Judyをリードボーカルとして'I Talk To The Wind'、'Murder'、'Make It Today'、'Under The Sky'、'Plastic Pennies', 'Passages Of Time'が録音される。
この時録音された'I Talk To The Wind'は後にKing Crimsonのベストアルバム'The Young Person's Guide to King Crimson(1975年)'に収録された。
結局、Judyは一ヶ月程度で脱退。
September 96日に'The Cheerful Insanity of Giles Giles & Fripp'、ステレオ及びモノラルの二バージョンのLPとして発売。
秋にはDeccaのプロモーションも予定されていたが、Ianを加入させたGiles Giles & Frippとしては殆ど関心を示さなかったらしい。
又、Ianはバンド運営資金として親類から£6,000の借金をした。
この借金及び、親類の援助によりPAやメロトロン等のGIG用の機材を後に揃えた模様。
(Crimsonの成功後に、この借金は返済されたとの事)
October 1011日に'Thursday Morning/Elephant Song'のカップリングでシングル発売。
Ian McDonaldVocalClarinetをダビングしたバージョン。
1028日〜29日にDeccaのスタジオにて、'Why don't just drop in?'、'She's Loaded'、'Under The Sky'の三曲をレコーディング。
このレコーディングバージョンの'She's Loaded'、'Under The Sky'の二曲は後のCD版'The Cheerful Insanity of Giles Giles & Fripp'にボーナストラックとして収録されたが、'Why don't just drop in?'はテープが紛失した事から未収録。
November Giles兄弟、FrippIanのラインナップで作曲/リハーサル、レコーディングを続ける。
1130日にBBC-TV(Channel 2)の'Colour Me Pop'出演。
Ian McDonaldを伴っての唯一のTV出演。
曲はオリジナルLPのトラック及び先のプライベートスタジオにて1116日に収録した、'Elephant Song'、'Thursday Morning'(以上、オリジナルLPより)、'Newly Weds'、'Digging My Lawn'、'Erudite Eyes'、'Make It Today'、'Why Don't You Just Drop In'、'She Is Loaded'を所謂口パクで演奏。
(但し、'Elephant Song'、'Thursday Morning'の二曲はオリジナルLPではなく、シングル用にVocalClarinetをダビングしたものの可能性あり)
December Peter Gilesがバンドを離れる。
Greg Lake加入。
Michael Giles, Robert Fripp, Ian McDonald, Greg Lake, Peter Sinfieldにて正式にKing Crimson結成。
122日の事と記録されている。

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