YOKOHAMAカクテル倶楽部/第6回Cocktail Competition(2000.08.21)

YOKOHAMAカクテル倶楽部/第6回Cocktail Competition パンフレット 今年も、来ました!!何って、Cocktail Competitionの季節なのです。
820日にThe Hotel YOKOHAMA(通称ザ・ヨコであります)にて行われた、CCSカクテル・コミュニケーション・ソサイアティとYOKOHAMAカクテル倶楽部主催の'YOKOHAMAカクテル倶楽部/第6回Cocktail Competition'をフォトリポートで紹介しましょう。
今年も昨年同様、ギャラリーも多く、加えてこれまでの横浜近郊のBarだけでなく北は青森、西は奈良、そして長野等々、参加メンバーの顔ぶれも代わり、昨年と違いショートのオリジナルマティーニでのコンペとなりました。
しかも、事前のレシピ予選があって、それでだいぶ知った顔のバーマンが振り落とされてしまいました。
結果、参加したバーマンは男女入り乱れた42名、さてどんな戦いとなりました事か、フォトレポートにてお楽しみ下さい。
(尚、このページの画像は全てJPEGフルカラーとさせて頂きます)


  • まずは戦い前の参加バーマンの紹介であります。
    緊張している人やら、緊張しすぎて笑いが止まらない人やら色んな人がおります。
    でもまあ、今回は緊張して当然。
    新たにテクニカル部門が新設されまして、CCSの阿部修夫氏、吉田貢氏、銀座テンダー/上田和夫氏、そしてあの国際バーテンダー協会名誉アドバイザーの澤井慶明氏らのそうそうたる面子の前で演技を行わなけりゃならないんですから....
  • 壇上の審査員のお歴々でございます。
    しかし、このCocktail Competitionも、こんだけそうそうたるお歴々が審査員が揃うとは凄いイベントになったんだなー???って思えてしまいます。
  • さてさて演技が始まりました。
    三組目の真ん中に陣取っているのは、銀座'バー アズマ'の田村氏。
    (すみません、近くに寄れませんでした^^)
    今年も奥様とのダブルエントリーであります。
  • さーて昨年、パフォーマンス賞を逃し涙に暮れた小林氏の登場であります。
    ちなみに当サイトで紹介したように、現在は桜木町のBar Sheepに籍を移しての参加です。
    今年もボストンを振りましたが、どうなったでしょうか??
    (うーむ、事前の票固めに忙しかったからね.....)
  • ちょっと休憩。
    コンペの行われている間、軽い料理とお酒を楽しむ事が出来るのですが、今回はSheepの石川氏、何とフルーツマティーニのブースを任されてしまいました。
    (罠だったという噂もあります^^)
    殆どシェーカ振りっぱなしでしたから、翌日は腕が死んでた事でしょう(^^)。
    ちなみに奥の小柄な方は帝国ホテルの草間さんです。
    ただ、残念ながらホテル内の人事異動で現在はレストランのほうに居るとのことで、'酒が触れん!!!!'と嘆いておられました。
  • さて、田村氏の奥様登場。
    香織さんであります。
    現在は女性バーテンダーの養成所(虎の穴ではありません^^)ともいわれる大森のテンダリーに務めています。
    さて、修行の成果はいかに???
  • バー グローリー 大倉山の近藤氏登場。
    現在は、宮内さんの懐刀というか、殆ど店のカウンターを切り盛りしております。
    ちなみに、この回の三名は非常にレベルの高い演技が行われたと筆者は思っています。
    ただ、残念ながらそんな組ですから、ちょっとしたミスが凄く目立ってしまうというハンデもありかも.....
  • 実はこの組はまったくノーマークでしたが、中央で演技する東京の永楽倶楽部/木本嬢の演技には感心してしまいました。
    今回の参加者にも、どうもパフォーマンス賞にばかり目がいっているのか、やたら派手な演技をするバーマンがかなりいましたが、非常に落ち着いて流れるような手順で仕事をする彼女の演技は、逆に非常に美しいものでありました。
    この時点でかなり良い賞に当たるんじゃないかって予想しちゃった次第です。
  • コンペ参加者の作品が並べられています。
    しっかり作られた作品が多く、時間が経っても鑑賞に耐えられる作品が多かったと思います。
  • 同じく作品の数々。
    ただ、残念ながら光量が足りませんでした。
    ホントはもっと綺麗な作品ばかりだったのですけど.....
  • 今年も中間の空き時間にはあちこちで酒盛りが盛大に行われていました。
    これが、このコンペの特徴でしょう。
    厳格なコンペならこんな騒ぎは無いんでしょうね。
    でも、この盛り上がりがこのコンペの良さでしょう。
    この騒ぎで緊張する参加者も居れば、ノリが良くなる参加者もいるんでしょーね???
  • 同じく、会場の様子であります
  • さて、こちらは入賞者に贈られる副賞の数々。
    ちなみに、真ん中のキットには何故かビデオテープが二本付いてきます。
    これで勉強せい!!!って事でしょうか??
    (つーても、これグランプリの副賞じゃ???)
  • ひととおり演技も終わり、後は表彰式を待つばかり。
    こちらはブースでシェイカーを振りまくり、疲労困憊のSheep/石川氏とその常連の方々。
    実は、パフォーマンス賞を狙う小林氏の票田でもあったりして....
    さて、何人が裏切りましたか????(^^)
  • さていよいよ表彰式です。
    日本ソムリエスクール校長で、今回審査員も務められている木村克己氏のスピーチであります。
  • 続いて、国際バーテンダー協会名誉アドバイザー/澤井慶明氏のスピーチ。
    ちょいと辛口のスピーチでした。
    まあ、五種類の素材でのカクテルって話は置いといて、'アイスクリームを使うのはよろしくない'っていうのは、確かにそうかも知れません。
    数年前から色んなコンペでアイスクリームを使用した作品が氾濫したのも事実ですし、やっぱアイスクリーム使えば、いくらでもごまかせますしね....
    (でも、そういうと昨年のグランプリの浅川氏の立場が無くなったりして....)

  • さー、筆者が注目していた永楽倶楽部の木本嬢、見事に三位入賞であります。
    まったく面識はありませんけど、彼女は良いバーマンになると思いますよ。
    技術的にも高いものがありますし、それ以上に仕事が綺麗ですから....
    (ただ、すんごく緊張してた見たいですけど....)
  • さて見事グランプリとなったのは、元町エックスレイの河井氏です。
    作品は'月虹マティーニ。
    正直、ノーマークというかあまり注目して見てなかったのですけど、確かに作品を見る限りは見事なものでした。
    それと今回の入選作を見るとすっきりした作品のほうが高く評価されたようにも思えます。
    重めの作品は今回は避けられたように感じます。

  • さて、副賞がジャーデンワインアンドスピリッツから贈られます。
    河井氏はあのビデオを見るのでしょうか???(^^)
  • さてさて、見事グランプリに輝いた河井氏が受賞報告のスピーチであります。
    何はともかくおめでとうさんでありました。

  • そう言えば、パフォーマンス賞はどうなったのでしょう???
    そうです、コンペ前の運動が功を奏したかどうかは判りませんが、Sheep/小林氏が二年ぶりに20万円をかっさらったのでありました。
    喜びのスピーチをする小林氏に参加者の冷たい視線(??)が.....

To Eau de Vie