Keith Moon Legends Live By Daimyo & Super High Numbers 2006/Live Report(2006.10.09)

 ちょいと、遅くなりましたが、今年、ついに第19回を迎えました'第19回キース・ムーン追悼コンサート'、レポをばと....
と、その前に一つお断りを。
フォトレポの方にも書きましたが、今回はどうしても事情があって、ラストのOops組アンコール組は、聴くことが出来ませんでした....
ですんで、このライブレポは、不完全な'第19回キース・ムーン追悼コンサート'ライブレポとなりますです。
ここんとこ、お許しをば....
ちなみに、当日は、会場前に春乃坊画伯の'今日はこれもんでいきますぜい!!'の声にも、こちら残念ながらテンション低めでありました....
んで、リハを終えて居酒屋で一杯やっていた大二さんと遭遇....色々とお話をしながらも、'今日、腰、やっちまったよ'と大二さん。
結局、大きな影響はなかったみたいでよかったと。
さて、そんな不完全なライブレポとはいかに??


NEW ASIA組

 ステージの一番最初は、NEW ASIA組でスタートです。
'Armenia city in the Sky'からスタート。
珍しい'Relax'を交えまして、ラストは'A Quick One'。
やはりNEW ASIA組WHOナンバーは安心して聴けますな??
修Zのギターがちょいと悪戯を沢山入れておりました。
このセット、でも一番良かったのは'Little Billy'、やはり十八番でございます。
スティックのドラムもKeithのスタイルにとらわれないのも、良いんでわないですかね??
Keithになりきるか??それとも自分のオリジナリティで行くか??、そこがこのライブでのドラマーの分かれ目と言ったとこでありませう。
多機能氏のベースに関しては、もう何も言わんでも良いでしょう。
Whoのベースはこれでなくてはね??
ちなみに修Z、'A Quick One'のイントロはネタですか??


モンマ&エンペラーズ組

 二セット目は初参加組であります。
ギタートリオのモンマ&エンペラーズDaimyo氏がコーラスのみで参加ってのも珍しい。
このモンマ&エンペラーズ、話によると大二さんの教え子達とか??
なんと、20代編成のバンドがX0世代のライブに乱入!!
オックスの赤松愛みたいな門間君のSGベースとボーカル、'Daddy Rolling Stone'と'Shout And Shimmy'の二曲だけだったけど、なかなか強力。
こうゆう若い子達が'Shout And Shimmy'をやってくれるってのはうれしいもんだわい。
会場に来ていた根っからのWhoファンは、皆、そんな風に思ってたんでわないかな??
まあ、さすがに門間君の失神ショウはありませんでしたが....(だから、赤松愛じゃないって....)


恒田義見組

 さて、お次のセットは、そう先のハルヲフォン再結成でドラマー完全復活を果たした恒田組であります。
ギターの修Z、Daimyoさん、そんでベースにアレンピッグを抱えた出野英男氏の編成。
何と20代の後に登場でございます。
相変わらずギャルバンを要求する恒田さんでありますが、曲は'I Need You'...意味深な選曲。
判る人は判るよな??これ??
そんでお次の'Happy Jack'、これがねー、はまるんですよ、このセットに。
この曲、唐突な曲なんだけど、サビの盛り上げが命でございます。
それと、怪しいコーラスもね??
そんで、恒田さん、往年のタム回し全開で'I'm A Boy'。
たった三曲でわありましたが、このセット、楽しかったな....
ラストの恒田さんと修Zのやりとりは、このセットならのもんでしょう??
落語の世界の'4050は鼻たれ小僧'ってとこですか??


阿部組
 ここから、ドラムに阿部史彦氏を据えて、阿部組のセット。
ギターは修Z、Daimyoさん、ベースは引き続き出野英男氏、前半はIzzyさんをギターに、ボーカルに虹郎氏を迎えて。
一曲目の血管キレまくり虹郎ボーカルによる'Baby Don't You Do It'、そんで、修ZのDaimyoさんいじりのMC(祝、Free紙ジャケ発売!!)。
んで、Izzyさんとやるなら、やはりこれ'Summertime Blues'。
Izzyさんのギターは相変わらず、切れ味たっぷり。
今回はPalpitationsの野澤さん、チャッピーさんが居なかったのはちと残念でしたが....また近いうちにPalpitationsの演奏も聴きたいもんでございます。
セット後半はkashipwee氏を迎えて、まずは'Anyway, Anyhow, Anywhere'。
この辺のビートバンドの頃のWhoのナンバーって、やっぱ良いよね??
さて、kashipwee/阿部氏と言えば、'Magic Bus'。
当然クラベスとハープがないとね??
ラストは'I Can See For Miles'。
このセットでこの曲を聴くのは新鮮だわな??


エンリケ組
 そんで次のセットは、なんと元バービーのエンリケさん登場。
まあ、先の第一回John Entwistle追悼コンサートにも登場したそうですし、先日発売されたエンリケさんのソロでkashipweeもハープ吹いてるし、登場してもおかしくは無いんでありますが、さすが某女性ボーカルのバックをやっているだけあって、このイベント初のビジュアル派登場??
ドラムはスティック氏が入ってのセット。
トップはkashipweeをボーカルに'Who Are You'。
エンリケさんのファイヤーバード、かっこよいよな....
んで、久々に帰ってきました、強力なボーカルスタイル、そうBAKI氏を交えて、当然BAKI氏なら'The Real Me'。
この後、Taroken氏をむかえて、ちょっと珍しいかな'Trick Of The Light'。
ラストは強烈なベースとともに'Young Man Blues'。
やっぱ、見栄えがちゃいますな??エンリケさん??


大二組
 さてさて、ここからは大二組のセットです。
編成は、修Zのギター、多機能氏のベース、健ちゃんの鍵盤、そんでDaimyoさんとゲスト多数での進行。
定番の'Substitute〜Pictures Of Lilly'と続いて、一応、大二さん、腰の方は大丈夫みたいっすね??
ライブ始まりゃ、テンション上がって、アドレナリン出て、大丈夫って??
ここからボーカルとギターにBrick's Toneの篠原太郎氏登場。
Daimyoさんとの二声で'So Sad About Us'。
篠原氏、リッケンのギターを担いで、掻き鳴らしながらの唄う姿は、本家Who2000ROYAL ALBERT HALLのゲスト勢を一人でやっているように見えますです。
曲は、'I Can't Explain'、'Heat Wave'とビート系が続いて、篠原氏にピッタシでございます。
そして演奏は来年の三回目のTommy再演の予告編か??'Pinball Wizard〜See Me Feel Me〜Listening To You'で締め!!
しかし、やはり大二さん、鼓絆参加でパワーアップしておりましたな??ドラムの音が生音ででかかったモン。


 さて、'第19回キース・ムーン追悼コンサート'ライブレポ、ここまででお時間でございます。
残念ながら、先に書いたようにラストのOops組アンコール組は観ることが出来ませんでした....
凄い盛り上がりだったみたいです。
今回のライブは、ここ数年の定番メンバーを一部入れ替えたりして、新しいメンバーの参加もあり、内容的には非常に興味深いもんでした。
来年の第20回は、既に予告どうり三回目のTommyになるのか??
指折り数えて待つとしましょう....

PS: 業務連絡、業務連絡....アームの折れたストラトは、焦らずレモンオイルを垂らし、瞬着を塗った棒を折れたアームにくっつけて静かに廻して折れた部分を取り去りましょう。
To 修Z.....

To Musical Box