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ついに、'74年に行われた、ワンステップフェスティバルが、郡山市のお隣で、当時参加したバンドやそのメンバーを集め、そして新しい顔を加えてダイジェストではありますが再生される事となりました。 会場は、現在福島県須賀川市で行われいる所謂地方博’うつくしま未来博'のメインステージです。 さすがに地方博、県内各地に動員をかけているようで、小中高の学生が多いこと、多いこと。 |
さてこの画は載せるかどうか迷ったんですけど、やっぱ事実なんで載せちゃいました。 今回のライブは8/30と8/31の二日間行われますが、入場には座席指定の整理券が必要なのです。 当日午前9:30から門外で配布との事で、朝一番の新幹線で乗り付けたのですが、何のことはない、正直言って拍子抜け、列は30名程、あっさりとステージ中央/前から2列目の席が取れてしまいました。 正直、入れればめっけもん??と思ってたんすけどね.... |
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で、ステージですが、一応屋根付きですけど、壁は無いと。 なんで、リハの時はステージの見えそうなところは白い幕が張られたんすけど、何せ、音は聞き放題という状況でした。 最初は面白がって聞いてたんすけど、それじゃ後でつまんないかな??って思って、しょうがないので朝10:00から開演時間の15:00まで会場内をうろつく羽目になっちゃいました(^^)。 (だから、会場の地理は無茶苦茶詳しくなっちゃっったりして....) |
開場前にも、結局整理券をメインステージ前で配っていたんすけど、その隣におもしろいもの発見。 ちと画が小さいんすけど、あの’74年のワンステップフェスティバルのオリジナルポスター、そしてその翌年に開かれた'空飛ぶカーニバル'のポスターなのです。 |
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会場内には、何カ所かライブパフォーマンスが行えるスペースがあります。 この池の向こう側でも.... 8/30はアマチュアバンドのステージでした。 |
さて、15:20予定でほぼ時間どうりに開場して入場してみますと、座席はかなり急ですけど意外と上からも見やすい作りですね、ここ。 満員で1500人くらいは入るのかな、これ?? |
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まずは、’74年のワンステップフェスティバルの仕掛け人'佐藤三郎氏'が登場。 挨拶とともに、オノヨーコのビデオレターを紹介していきます。 何か、そのオノヨーコのビデオレターの内容が書き出すと詩のようだったということで、それに曲をつけて、佐藤氏のボーカルで歌い始めちゃいました。 |
ちなみに、このバンドは中村祐介氏率いる'Far East Native'に丸尾めぐみ、そして佐藤三郎氏が加わり、'ONESTEP SUPER BAND'というそうな... |
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佐藤氏は三曲に参加、その後は中村祐介 & Far East Native + 丸尾めぐみの取り合わせでステージが進みます。 中村祐介氏の豪快なボーカルがなかなか気持ちよいっす。 ただ、残念ながらこの時点で客足はあまり芳しくなく、多分多くみても六割弱しかうまってなかったです。 |
ちょいと得をした気分にさせてくれたのが、なんと以前からあるあると噂されていた'74年ワンステップのドキュメンタリーフィルムが一部ですけどステージ入れ替え時に上映されたのです。 うーん、ジュリーが若い(^^)。 |
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さすがにビデオの画を写してるんでみにくいでしょうが、こちらは、内田裕也氏。 バックは竹田氏のクリエイション!!! このほか、若々しいキャロルや、サディスティックミカバンドなんかも貴重な画です。 あと、ワールドロックフェスの画も流されました。 |
こちらはエディ藩&ストーミーマンデーブルースバンド+中村祐介氏。 最近、中村氏と良く連んでやってるそーでして。 相変わらずのエディ節、当然ラストはお約束のあの曲でございました.... |
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さて、次に登場したのが、ジョー山中 & ミッキー吉野。 最近、ミッキーはジョーのアルバムのプロデュースも行っていますんで、その縁もあるんでしょうか?? でも、このセットで一番驚いたのは、ドラムです、ドラム!!!何とフラワートラベリンバンドの和田ジョージ氏なんです。 いやー、オリジナルのブランンデンブルグスタイルでの’サトリ’は格好良かった!!!! 'Woman(Shadow Of Lost Days)'もオリジネータの和田氏のドラムで聞けるってのも乙なもんですな、こりゃ。 |
この後ろ姿、プレデターではありません(^^)。 少ない観客を盛り上げようとステージを降りて、観客にも一緒に歌わせちゃったんすね。 ちなみに、筆者のところでUターンして行きました。 (あー、よかった、よかった^^) ちなみに、郡山駅のコインロッカーにブチこんどいた荷物を取り出してホテルに向かおうと駅の中を歩いていたら、帰る途中なんでしょか??ジョーとミッキーの二人に偶然、会いました。 (何故かミッキーに'おめー誰だ??'みたいな感じで睨まれまして、スゴスゴ引き下がる情けない筆者でした) |
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さて、トリを務めたのが、'キー坊'(懐かしい呼び方!!)こと上田正樹氏。 考えてみると、’74年ワンステップで一番ブレイクしたのはキー坊でした。 バッキングはG、B、Dsが外人さん、Keyが日本人でしたが、これが、無茶苦茶うまいうまい。 キー坊の変幻自在のボーカルを見事にバッキング。 最近、自身のレコードレーベルを立ち上げ、アジアを中心に海外にも出ているそうですが、ホント、キー坊のMCではありませんが唄はうまくなったっすねー。 アンコールの'悲しい色やね’まで、少ない観客をものともせず、素晴らしいステージだったのです。 |