(1回目) 学生時代の友人が富士山に登って登山に開眼した機を逃さず、前から行ってみた かった琵琶湖西岸の武奈ケ岳に付き合ってもらった。 何度も出かける山域でもないので、地図を買うのをケチッて某無料ソフトを使って ダウンロードした地形図を使い計画を立てた。一般ルートだし、指導標も普通に あるだろうと軽く考えていた。 しかし実際出かけてみると地形図どおりの登山道がない。指導標があっても地形 図に地名が入っていないのでよく分からない。しかも微妙に登山道は荒れている。 怪しげな踏み跡を追っていくうちに行き詰まる。悪あがきしてみたが諦めて引き返 す途中、最後の悪あがきで冬ルートと思われる踏み跡もない急な尾根を赤テープ を頼りに登り、ピークに出て終了(高度計から地形図上の991ピークと判断)。 そこから樹林の合間に、谷を隔てて武奈ケ岳のピークが見えた。1月後のリベン ジを約束して友人と別れる。
帰宅後、登山地図を購入してルートを検証する。すると、最初の地形図に表示 されていた991ピークが違っていたことに気づく。しかし1回目に到達したピーク が991ピークであったことは間違いないと確信できたので、2回目は敢えて一般 ルートではない1回目のルートを辿り、周回コースとすることにした。
(2回目) 買い替えたばかりの新車で意気揚々と武奈ケ岳に向かう。今度こそ☆ 谷沿いの登山道から今度は敢えて一般道を外れて991ピークに向かう。尾根の 途中には縄文杉顔負け…とまではいかないものの、目を引く巨木があった。
991ピークからは明るく明瞭な尾根道を釣瓶岳へと向かう。紅葉が始まった木々の 向こうに目指す武奈ケ岳が見えた。地味な釣瓶岳のピークから武奈ケ岳へと方向を 変える。
一旦下って登り返し。武奈ケ岳の山頂付近のみ木々がなく、そしてどこから登って きているのか大勢の人がいた。
友人が持ってきてくれた大阪ラーメンなるものを山頂でいただいた。(餃子の王将 の割り箸で…関西だなぁ〜)
下山。 メジャーな登山道に出たはずだったのに、指導標に自分たちの行き先の表記 がない。「広谷」とか「ガリバー青少年旅行村」とか当然出てると思ったのだが…。 なんで地図にある表記で指導標が書かれていないのだろうか。それでも何とか広谷ま で下り、そこからは迷うことなく駐車場まで戻ることができた。 低山おそるべし…侮るなかれであった。 |
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