「シカオちゃんのライヴに行ったよ〜」

(2001年2月18日at横浜アリーナ)

 同日のフェブラリーSの存在が霞むくらい前日からドキドキしっぱなし だった私。いや〜もうすごいよかったよ。楽しかった。

 オープニングはアルバム「4FLUSHER」と同じはじまり。 「かわりになってよ」から「性的敗北」への流れ。この2曲の間には 切れ目がない。それだけ、この二つの作品の関係が不可分なものだと いうことなのだと思う。詞の上でも、音の上でもこの流れを切ることが 適当ではないと、アーティスト側が考えているということだ。例えば、 ベートーベンの交響曲第5番の3〜4楽章のようにね。(←例えが大袈裟だ。) おまけに3曲目も「ミートソース」でここまでアルバムの曲順どおり。 ふ〜ん、そういう人って珍しいかも・・・と考えていたら、同行者ぶりじろー (仮名)が「アルバムとライヴでやりたいことが一致してる人 なんじゃないのかな〜?」と発言。おぉ、たまにはスルドイこと 言うじゃないか。ぶりじろー(仮名)。

 のっけからイイ感じの曲ばっかりで、気持ちはHighになっているのに すでに腰が痛いなんて・・・(涙)。自分のあまりの運動不足にがっくり。
 5曲目では、ぶりじろー(仮名)お気に入りの「正義の味方」。 (3rdアルバム「Sweet」に収録。) 間にアコースティックコーナーを挟み、 「甘い果実」などのダメダメな(内容の)歌が続き、私のお気に入りの 「ドキュメント2000」も聴けた。それにしてもシカオちゃんのブルースハープ! ヒドかった(爆)。まさやん(山崎まさよし様)を聴きなれていたせいか、 かなりショックだったわ・・・おもしろかったけど。

 歌の方は、高音部の声が全体に出ない状態にあったようで、音を下げて(節回しを変えて) 歌っている部分がかなり見られた。喉のコンディションが悪い時、 どういう消え方をするか(どの音から出なくなるか)というのは人によって かなり差があるのだけれど、シカオちゃんのは出る部分と出ない部分の差が 大きい。MCでのしゃべり声や中・低音部はかなりはっきりしていた。 あらためて、まさやんの怪物ぶり(歌を聴きながら「この音が出ないのではないか。」 などとやきもきさせられたことが一度もない。鉄の喉なの?)を再確認。

 アンコールでは「夜空ノムコウ」の本家本元バージョンなど。 「今年はアルバム未収録のシングルカップリング曲や他人様に提供した曲を 集めてアルバムを作る。」とのことだったので、その絡みもあったんだろうけど。

 ステージには余裕すら感じられて、とてもデビューからたった4年 とは思えなかった。頭の中で「愛について」と「黄金の月」が エンドレスで鳴り止まない今日この頃。チケットをとってくれた○○さん。 本当にありがとう!感謝してます。


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