CRC-475でございます。
画像はでかいサイズのままで置いてあるのでアップで見たいかたは画像をクリックしてみるとよろし。

このラジカセはダイエーグループが「ラジカセは今が旬、作って売って儲けましょう」と企画した(ウソ)珍品です。
スタイルがやぼったいですねー。ごめんなさいデザイン担当の方。でもなぁ、BUBUなんていう可愛らしいネーミングならさ、ターゲットを女性に絞ってピンク色のを出すとか戦略はいろいろあっただろうに。

何もかもやぼったいこの造り。先進のメカニズムとか技術というものが微塵も感じられないトホホ製品でございます。ごめんなさい関係者の方。でも、褒められないんだもん。普通レバー式のスイッチを使うところも、ケチってスライドスイッチを使っているため、悲しくなるくらい安っぽいです。
設計もいいかげんで、バンド切替が本体の背面にあったりします。初期の松下のラジカセなどにもこういう機種はありますが、下位機種に追加基板をつけたりしているための措置なのでしょうか。また商用電源の差込口が背面にあるのもいただけません。松下も同様のことをやっていましたが、ゴロンとラジカセが倒れた時に電源コードが折れ曲がっちゃうのよねぇ。側面に差し込み口がある友人のラジカセがうらやましかったです。それにしてもいやぁ、かかかかカッコ格好悪いよぉ。
一体どのぐらい売れたんでしょう?
しかし思い入れが無い設計者が作ったものは、使う方も愛着がわかない、という典型です。ほんとうにトホホラジカセ。関係者の方々ごめんなさい。ホント悪気はないんです・・・・。