私のビクターRC−838よりも更に一回り大型です。このモデルはいつ頃のものでしょうか?メタルテープ対応になっていますから、1979年(昭和54年)頃よりは新しそうですよね。この時期以降は私も高校生になっており大型ラジカセには関心が無かったので詳しいことは不明です。(いた注・・・・1983(昭和58)年頃の製品のようです。下にカタログ載っけときました(・∀・))。 |
「SHARP」エンブレムと型番。
個人的にシャープのラジカセはあまり馴染みがありませんでした。中学の時の友人がモノラルの初期サーチャーを持っておりましたが、型番は忘れました。よく少年雑誌などに広告が出ていたのですが知っていますか? |
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シャープお得意の一発選曲機能「APSS」搭載。曲番指定で飛び越しプログラム選曲出来るのがご自慢でしたね。故にサーチャーなのでしょうか?「APSS」ボタンを操作すると、メーターパネル上部の1〜5のLEDで曲番表示されます。上部横列のボタンは左から、録音ミュート/録音切り替え(自動・手動)/テープ切り替え(メタル・ノーマル)/テープ/ライン/ラジオ/FM(STEREO・MONO)です。イッパツセンキョクっていうとラジオ曲のプリセット(一発選局)かな?と思いますが、これはテープの頭出し(一発選曲)でした。APSSの出始めの70年代半ばはクオーツシンセサイザーチューナーは高嶺の花でしたから(例えばビクターJT−V20とか)ラジカセ搭載は1980年のソニーのCFS−10(メタル365)登場が初めてでしたよね?? |
正面です。シルバー塗装のボディー、ワンボディー大型ラジカセも終盤の時期ですね。
もっともこの後にシャープからは更に大型のシリーズが出ていましたね。
この後のものはもう持ち運んで使うようなサイズではなくなってきます。
人の手で持ち運んでの使用はこの535のサイズまでが限界ではないでしょうか? |
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ちょっと上から。キラキラしていて私のような渋好みの感覚からするとパチンコ台を連想してしまいます。よく言えばアニメに出てくる宇宙船のコックピット??スペイシーなスタイル?現在のミニコンポに通じる派手派手の始まりでしょうか?
シャープの大型ラジカセは、他社のものを圧倒する光り物と特大のボディーがウケて結構売れたのでしょう、本格的なオーディオを志向しなかった同級生は喜んで求めていましたから、懐かしく思うファンの方も多いのではないでしょうか?同時代に流行ったクルマでは「セドリックの430」!!(笑) |
後部「端子パネル」これもフォノイコライザーを内蔵しているんですね。ラインとフォノは同一の端子を使用しての切り替え式になっています。 |
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