RC-600でございます。
画像はでかいサイズのままで置いてあるのでアップで見たいかたは画像をクリックしてみるとよろし 。

ビクター得意のスピーカー攻撃でございます。しっかしまあ、ヘッドの直上に配置されているけど、ヘッドが帯磁しちゃったり、ノイズを拾う恐れはないんでしょうか?ハウリング起こりそうなもんだけどねぇ。型番が600なのに、右下に3000という銘板が貼られているのは出力3000mWっていうことなのかな?それとも愛称があったのでしょうか。不明です。
ちょっとアングルを変えて斜め上から見たところです。なかなか素敵。BCL少年がいかにも喜びそうです。レベルメータはまだ小さいものを使ってますね。当時はこの形のメーターか、丸いボタンのようなメーターが多かったですね。デザイン上のことなんでしょうけど、内蔵マイクの面積をやたらとり過ぎです(笑)。
ボリュームとトーンコントロールのつまみがダサイかも。

この機種にはとてもカッチョ悪い親切機能がついています。思いついても実際の商品につける勇気、私だったらありませんゾ。開発担当の人、すごいぞチミは。
何というネーミングがついていたのかわかりませんので仮に「オートヘッドクリーニング」とでも言いましょうか、カセットテープを出し入れするたびに、カセットホルダーにチョコンとついているフェルトの筆がヘッドを撫でて汚れをとってくれるのです。役に立っているのかいないのかわかりませんが、私が手に入れた中古品のこのラジカセのフェルト部分は茶色い磁性体の汚れがかなりついていましたので、最初のうちだけは役立っていたのかもしれません。
おそらくこのフェルト部品、消耗品として別売りされていたと思うのですが、さてどのぐらい売れたことやら。
最近のビデオデッキにおいても、停止時にスポンジのローラーを一瞬触れさせてクリーニングする機構をもったものがありますが、ビクターがその発想の元祖かもね。
ちゃんと3バンドです。短波帯の周波数表示がかなり素っ気無いです。でも、やっぱしアナログっていいなぁ。